アイス-Tはデヴィッド・ボウイのMTVの映像が再びネットで話題になっていることを受けて「信頼できる本物の人物だ」と評している。
話題になっている映像はMTVによる1993年のデヴィッド・ボウイのインタヴューで、MTVにおいて黒人アーティストが少ないことを批判したものとなっている。
インタヴュアーはMTVでは「全米が好きになる音楽をかけなければならない」と述べており、デヴィッド・ボウイに17歳にとってアイズレー・ブラザーズのようなアーティストがどんな意味があるのかと尋ねている。これに対してデヴィッド・ボウイは次のように応じている。「17歳の黒人の少年にとってアイズレー・ブラザーズやマーヴィン・ゲイがどれだけ大きな存在かを伝えられるよ。間違いなく彼らはアメリカの一部だろ?」
アイス-Tはバスケットボール選手のレックス・チャップマンのツイートを引用しながら次のように述べている。「多くの人はデヴィッド・ボウイが黒人アーティストがかけられないことについて過去にMTVを批判していたことを知らないかもしれない。彼はデタラメな言い方をかわしたんだ。デヴィッド・ボウイは信頼できる本物の人物だよ」
A lotta people may NOT know that David Bowie put MTV on blast back in the day for NOT playin Black artists.. He side stepped the double talk… Bowie was a REAL ONE. ? https://t.co/c5ShmKgqN1
— ICE T (@FINALLEVEL) December 26, 2021
先日、デヴィッド・ボウイは75回目の誕生日に生配信のコンサートが行われることが発表されている。
2022年1月8日に配信されるコンサートにはデヴィッド・ボウイのバンドに長年参加してきたメンバーに加え、ゲイリー・オールドマン、リッキー・ジャーヴェイス、エヴァン・レイチェル・ウッド、デュラン・デュランのサイモン・ル・ボンとジョン・テイラー、デフ・レパード、リヴィング・カラー、ウォーク・ザ・ムーン、ジェイク・ウェスレイ・ロジャースが出演する。
一方、アイス-Tは昨年、スウィズ・ビーツが発案した高齢のラッパーのための退職基金設立のアイディアに賛同している。
スウィズ・ビーツはヒップホップ界の歳を取ったアーティストは若い世代ほど経済的に安定していない可能性があるとして、引退時に経済的支援を必要とするラッパーを支援するプログラムの立ち上げを提案している。
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