2007年の一夜限りの再結成ライヴで父親のジョン・ボーナムに代わってレッド・ツェッペリンのドラマーを務めていたジェイソン・ボーナムが、ロバート・プラントの2016年ツアーが来年の再結成の噂を押さえ込んでいるにもかかわらず、バンドはもう一度一緒に演奏すると思っていると語っている。
レッド・ツェッペリンは2007年のロンドン公演を受けて、スーパーグループとして再結成しようとしており、ロバート・プラントに代わるヴォーカリストのオーディションをいくつかやったほか、フロントマンなしで新曲の作曲も行われている。
「Vanyaland.com」に対して再結成の可能性について、ジョン・ボーナムは次のように語っている。
「心の奥底では……もう一度一緒に演奏すると信じてるんだ。公でのものになるのか、プライベートなのかはまだ見てみないとだけどね。でも、一緒に演奏すると思ってるよ」
またジョン・ボーナムは2007年のロンドン公演以降、続けていくことについてもロバート・プラントと話をしていることを明かしている。
「ロバートとは個人的な話をしてるんだ」と彼は語っている。「一緒に話していることはとても特別なことだし、彼の希望は完全に尊重してるよ。それが僕らだし、話をする時間を持てたことに感謝してるんだ。それに、その時はジミー・ペイジのマネージャーからも電話をもらってね、一緒にサイド・プロジェクトをやることになったんだ。だから、基本的に僕としては、なにかできるか見てみようと思って、何度かジミー・ペイジとジョン・ポール・ジョーンズとは集まってるんだ」
「一緒に曲を書き始めて、何人か別のシンガーとやる可能性もあったんだ。これは今ドキュメンタリーにしてるんだけどね。ジミー・ペイジは『絶対にレッド・ツェッペリンとは呼ばない』って言ってて、素晴らしい時間を過ごしたんだよ。スティーヴン・タイラーも大好きだし、マイルズ・ケネディも大好きだしね。二人とも素晴らしいよ。僕の人生でも特別な思い出だよ」
今年8月、ジミー・ペイジは再結成について「先行きが見えない」と語っている。
「何度かやってみようとしたことはあるんだ」、2007年のロンドンでの再結成ライヴも含めてジミー・ペイジは何度か再結成を試みたという。「いつも慌ててやろうとする感じで、それでうまくいかないんだ。それこそ、O2はああした意図のもとでやったのが実現できた理由なんだよね。僕たちは何度もリハーサルを行って、ジョンの息子であるジェイソンも、なにかのおまけではなく、バンドの一員として感じてくれたんだ。ああいう感じでやらないとダメなんだよ。でも、もう一度できそうにないんだ。だって、僕ら全員が同意しなければならないし、しかるべき理由で同意できなければならないからね」
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