コールドプレイのクリス・マーティンは最新シングル“My Universe”でBTSと仕事をするのはどんなものだったかについて語っている。
コールドプレイとBTSは先週リリースされた“My Universe”の制作経緯を追った13分間のドキュメンタリーも公開している。クリス・マーティンはBTSと対面でレコーディングを行うためにコロナ禍の中で韓国へと飛んでいる。
クリス・マーティンはヴォーカル・パートについて話をしたり、レコーディングの方向性を示したりと、緊密にBTSと仕事を行っている。「夢が叶ったようだったよ」とクリス・マーティンはスタジオでのセッションを終える際に語っている。「頭の中で何ヶ月も考えていたことだからね。そして、やっと辿り着いたんだ」
「やってくるのはすごく大変だったんだけど、レコーディングのために2日間入ることが許されて本当に幸運だったよ。すごくストレスの多い旅だったね」とクリス・マーティンはドキュメンタリーで語っている。
両者はパンデミックでライヴを行うことができない体験が共通の絆になったという。「クリスはこの曲はすごく個人的な曲だと言っていたんだ」とBTSのリーダーであるRMは語っている。「彼にはコンサートでコールドプレイとしてライヴをできないという事実にフラストレーションを感じているところがあったんだ」
「同じ境遇に直面しているシンガーがはるばる来てくれたからね。それはもう一度活力を与えてくれたよね」
クリス・マーティンはBTSの成功の重要性についても語っている。「世界で最も人気のあるアーティストが韓国語を話し、西洋出身ではないというのは自分にとって特別なことだと思っているんだ。世界を一つの家族と考える上で、それは自分に希望を感じさせてくれるものなんだよね」
“My Universe”は10月15日にリリースされるコールドプレイの通算9作目のアルバム『ミュージック・オブ・ザ・スフィア』に収録される。
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