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スティーヴ・ヴァイはフランク・ザッパのバンドで活動している時に「完全に精神崩壊した」と述べている。

スティーヴ・ヴァイは1980年から1983年までフランク・ザッパのバンドで活動し、7枚のアルバムに参加している。

『カシアス・モリス・ショウ』に出演したスティーヴ・ヴァイは次のように語っている。「フランク・ザッパとツアーをしていたんだけど、1980年にモントリオールで事態は頂点に達したんだ。完全に精神が崩壊して、不安の発作があって、それが1年半も続いたんだ」

「パニックで怖くて、僕は圧倒されている状況があって、それで恐怖を抱えていたんだ。それが何なのかも分からなかった。ドラッグも何もやっていなかった。昔からひどくなってしまうんじゃないかという恐怖があったんだ」

インタヴューでスティーヴ・ヴァイはそうした精神状態もあり、ギタリストとしての名声と折り合いをつけるのも大変だったと語っている。「音楽は好きだし、音楽を演奏するという概念も好きだけど、有名になったら、ひどくなると思い込んでたんだ」

「幼い頃、叔母が言っていたことでね。昔からそういうことを言われてきたから『分かった。今なら理解できる。もう有名なんかになりたくない』って思ったんだ」

スティーヴ・ヴァイはそうしたメンタル・ヘルスの問題があったことで精神性を通して「答えを見つけようとした」と述べている。

先日、スティーヴ・ヴァイは亡くなったエディ・ヴァン・ヘイレンに追悼の意を表している。「彼が進化させた画期的な技術をどれも見事に演奏していたわけだけどさ。それは彼が自分の心の中に見出していたものだったからなんだよね。彼はそれを追い求めたんだ」

「その発見のプロセスとゴールの達成は彼にとって至上の喜びだったんだ。彼のヴィジョンの要素はどれも見事に具現化されていたんだ」

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