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リアム・ギャラガーは「靴に合うからっていう理由で首からギターをぶら下げてる」として、今日のロックバンドの現状を再び批判している。

オアシスならびにビーディ・アイの元フロントマンであるリアム・ギャラガーは今回、アイルランドのラジオ局「RTE 2FM」のデイヴ・ファニングの番組に出演し、「デタラメに対抗するための喧嘩腰」をもって音楽シーンを刷新するために戻ってきたことを宣言している。

「俺はみんなと同じくらい音楽を愛してるんだ」とリアム・ギャラガーは語っている。「今、起きている現状に思うのは『いい加減にしろよ、もっと出来るだろう』っていうことでさ。最近ではギター・バンドとポップ・バンドの区別もつかないだろ。確かに首からギターをぶら下げてるけど、ギターの音なんか聴こえてこないからな。こういうバンドたちが、自分たちはギター・ミュージックを救いに来たとか言ってるわけでね。まあ、俺は頭が悪いのかもしれないけど、ギター・ミュージックを救うにはアルバムにギターを入れなきゃいけないって思うわけでさ。それなのにギターの音は聴こえてこないんだよな」

「あいつらは靴に合うからっていう理由で首からギターをぶら下げてるんだよ」

リアム・ギャラガーのインタヴュー音源はこちらから。

復帰して、これからどのようなカラーやアティテュードを音楽シーンに示していきたいかと訊かれて、リアム・ギャラガーは次のように語っている。「それこそ俺がここにいる理由だよ。俺の考えを話すためにな。ロックスターと呼ばれる奴らのインタヴューを読むだろ。ロックスターはどっちつかずの態度なんてしてちゃいけないんだよ。そういう奴らの口からはちっとも面白い言葉が出てこないからな。そんなのつまんない奴がよだれを垂らしてるだけだよな」

「あいつらは、キャリアが落ち込むのが怖くて口を開きたがらないんだよ。あいつらはサッカーの監督みたいに座って、同じようなことしか言わないんだ。まったく、情熱を見せてくれよっていうね」

リアム・ギャラガーは秋にソロ・デビュー・アルバムのリリースが予定されており、今年のグラストンベリー・フェスティバルにも出演する。

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