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アメリカ陸軍の高官は兵士に対してニッケルバックをはじめとする「不快なロック・グループ」を司令所で聴くことを禁止している。
「不快なロック・グループ」にはニッケルバックのほかにスリップノット、コーン、スマッシュ・マウス、クリードが含まれており、禁止令は「勤務時間のみならず、すべての時間帯」に適用されるという。
陸軍将校による命令書はこちら。
An officer actually issued a memo banning Nickleback's music in the command post. pic.twitter.com/4nAQVwRli2
— Geoffrey Ingersoll (@GPIngersoll) February 17, 2017
司令所で聴くことが禁止されてしまったニッケルバックだが、昨年11月にはカナダの警察署が酒気帯び運転で捕まった人を連行する際、護送中にバンドの音楽を聴かせると警告していたことが明らかになっている。警察署はその後、懲罰の一環としてニッケルバックの音楽を「脅迫」のために引き合いに出したことを謝罪している。
また、昨年12月にはチャド・クルーガーの元妻であるアヴリル・ラヴィーンが、フェイスブックとマーク・ザッカーバーグが公開した動画の中でニッケルバックを「いじめ」たとして批判している。
ニッケルバックはさらに、ツイッター上でロイヤル・ブラッドから「ドナルド・トランプ＋ヒラリー・クリントン＝ニッケルバック」と揶揄されたが、それに対して「ニッケルバックに関するジョークはロイヤル・ブラッドのようだな。数年前の方がクールだったってことさ。飲んだらツイートするなよ。気をつけな」と応じている。
ニッケルバックは、今年の6月9日に通算6作目となるスタジオ・アルバム『フィード・ザ・マシーン』をリリースすることが発表されている。
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