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ガンズ・アンド・ローゼズのマット・ソーラムがバンドのワールドツアーの過酷さについて語り、ガンズ・アンド・ローゼズの名曲“November Rain”に関する秘話を明かしている。

マット・ソーラムは過去のツアーを振り返って、次のように語っている。「延々とツアーが続いて、ついには実質的にバンド・メンバー全員皆殺しさ(笑)。でも、しぶとく生き残ったんだ。音楽業界的に言うとね」

彼はまた、“November Rain”のドラム・パートをアクセル・ローズと思いついた時のことを思い返して、こう語っている。「俺とアクセルはホテルのフロアにいて、ロシアのキャビアを注文したんだな。ウオッカのボトルが1本あってね。俺とアクセルの二人きりで夜遅かったんだけど、エルトン・ジョンの“Don’t Let The Sun Go Down On Me”を聴いてたんだ。彼はすごいエルトンのファンで、愛しててね。それで、キャビアを肴にウオッカを何杯も飲んでたら、あの曲の偉大なタムのフィルが聴こえて、アクセルが言ったんだ。『これ、やって欲しいな。こんな感じのを“November Rain”でさ』ってね」

アクセル・ローズはマット・ソーラムにこのドラムをバラード3部作として“Don’t Cry” と “Estranged”でもやってくれと言ってきたという。

ガンズ・アンド・ローゼズはコーチェラに加えて、今回初のアリーナ公演も発表している。

バンドは4月8日と9日の2日間にわたって、ラスベガスのT・モバイル・アリーナの公演でライヴ復帰を果たす。このライヴは現地時間1月19日に発表されており、コーチェラ・フェスティバルへの出演に先んじるものとなる。

オリジナル・メンバーのスラッシュとダフ・マッケイガンはフロントマンのアクセル・ローズとともにライヴへの出演が予定されている。UKでのフェスティバル出演を含む更なるライヴの日程が噂されているが、現時点では確定していない。

ガンズ・アンド・ローゼズは、フロントマンのアクセル・ローズに加え、スラッシュとダフ・マッケイガンが参加することは正式に発表されたものの、それ以外のメンバーについては発表されていない。

スラッシュはアクセル・ローズとの20年近く続いた軋轢を2015年に解消しており、過去に否定してきた再結成の可能性についてコメントを控えていた。

マット・ソーラムのインタヴュー動画はこちらから。

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