リンゴ・スターはキャリアで最高のドラムについて語っている。
ツアー・バンドの歴史を追った新刊『リンゴ・ロックス:30イヤーズ・オブ・オール・スターズ』のプロモーションでインタヴューを受けたリンゴ・スターは“Rain”と“Paperback Writer”が最高のドラムだったと考えていることを明かしている。
ヤフー!・エンタテインメントに最高のドラムを訊かれたリンゴ・スターは次のように語っている。「“Rain”とよく言ってきたんだ。というのも、“Rain”は別のキャラクターがドラムを演奏しているように感じるんだよね」
「僕はブレイクやタムをたくさん入れるように叩くんだけど、“Rain”は全部スネアなんだよね。だから、そう言ってきたんだ。あれは人々を熱狂させてきたからね」とリンゴ・スターは『リヴォルヴァー』期の“Paperback Writer”のBサイド曲について語っている。
彼は次のように続けている。「“Let It Be”も悪くないね。“Paperback Writer”もロックしているよ。クレイジーだったのは“Let It Be”のリマスターが発売された時に新しいサウンド・システムのアトモスがあったから、そのためにイングランドに行ったんだ」
「ポール・マッカートニーと僕は人々と一緒に聴いていたんだけど、『この曲の僕はせわしないな』と言ったんだ。それが頭に浮かんだことだったね」
リンゴ・スターはそれ以上の曲を挙げることなく、1989年に結成したオール・スター・バンドについては「ザ・ビートルズでやっていた時よりも抑制されている」と語っている。「というのも、歌っている時はドラム・ソロをやらなくていいからね。それが僕の叩き方なんだ。ドラム・ソロをやったことなんてないからね」
リンゴ・スターは本日3月19日にポール・マッカートニー、デイヴ・グロール、フィニアスが参加した新たなEP『ズーム・イン』をリリースしている。
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