ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーはアッティカス・ロスと共にアカデミー賞にノミネートされたことに「現実とは思えない」と述べている。
トレント・レズナーとアッティカス・ロスはデヴィッド・フィンチャー監督の『マンク』とピクサーによる『ソウル』に提供したスコアがノミネートされている。2人はデヴィッド・フィンチャー監督の『ソーシャル・ネットワーク』に提供したスコアで2011年にアカデミー賞を受賞している。
米『ビルボード』誌の新たなインタヴューでトレント・レズナーはノミネートについて次のように語っている。「現実とは思えないし、恐縮しているよ。すべてが不透明になり始めた1年では現実になるとは思ってなかったことの一つだね。でも、すごく感謝しているよ」
最優秀音楽賞に2つの作品がノミネートされるのは2015年のアレクサンドル・デスプラ以来となっている。
「起きたことをちゃんと受け止める時間がなかったんだ」とトレント・レズナーはこの栄誉について語っている。「プロジェクトに取り組んでいる時、特に腰を据えてナイン・インチ・ネイルズの曲の書いている時、僕らはチャートを取ってほしいとかは考えないんだ」
「僕らはただ最高の曲を書こうとしているだけなんだよね。その結果と向き合うのは後のことなんだ」
トレント・レズナーは次のように続けている。「でも、映画に取り組む時はオファーを受けた映画のどれをやることにしようかという点で正しい選択をしようと、すごく考えることになるんだ」
「決め手は『今後6ヶ月とか2年とかにわたって誰とやりとりをして、何を学びたいか?』ということなんだよね。面白そうで学べて刺激を受けるような人たちを探しているんだ」
「それで、その世界に入ると、没頭するんだ。時が経つのも忘れてね。それで最善の作品を作ろうとするんだよ」
トレント・レズナーとアッティカス・ロスの他に最優秀音楽賞にはエミール・モセリ、テレンス・ブランカード、ジェイムス・ニュートン・ハワードがノミネートされている。
アカデミー賞授賞式は日本時間4月26日午前9時より開始される。
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