Jordan Hemingway

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ウルフ・アリスは通算3作目となる新作『ブルー・ウィークエンド』のタイトルの由来について明かしている。

マーキュリー・プライズを受賞した『ヴィジョンズ・オブ・ア・ライフ』に続く新作は6月11日にダーティ・ヒットよりリリースされることが決定しており、最初の楽曲“The Last Man On Earth”が公開されている。

『NME』のインタヴューでウルフ・アリスはアルバム・タイトルの由来と新曲を検証する独自のやり方について語っている。

インタヴューの中で新作のタイトルがアルバムをレコーディングしていたベルギーでタクシーに乗っている時に生まれたことを明かしている。エリー・ロウゼルはドラマーのジョエル・アメイに「次のブルー・ウィークエンドは」バンドで森の近くにでも行くべきだと提案したという。

「青は素敵な色だけど、悲しさを意味することもある」とエリー・ロウゼルは『NME』に語っている。「週末は楽しいとも思うけど、たくさんのドラマがあり過ぎて、よくないことのきっかけになることもあるわけだから」

ベーシストのテオ・エリスは新曲を検証する際に音を消した映像やテレビを見ながら楽曲を流すと述べている。「曲の感情が機能しているかどうか見てみるリトマス試験紙のようなものなんだよ」

インタヴューでウルフ・アリスはエリー・ロウゼルがマリリン・マンソンと会った時にスカートの中を盗撮されたことを明らかにして「たくさんのネットでの嫌がらせ」があったことを受けて、「#MeToo」を単にハッシュタグにしないためにすべきことについても語っている。

ギタリストのジョフ・オディは次のように語っている。「#MeTooはきっかけや話の取っ掛かりとしては素敵だと思うけど、ツイッターのアカウントがある人やフォロワーだけでなく、全員にとってのメッセージとなるように、文化的規範にしていくことが必要だと思うよ」

先日、ウルフ・アリスは最新シングル“The Last Man On Earth”をBBCの『ジュールズ倶楽部』で披露している。

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