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U2は初めてオンラインで公開するコンサート映像がYouTubeでアップされることが決定している。

『U2:ザ・ヴァーチャル・ロード』はU2とYouTubeが協力して、2001年のスレイン・キャッスル公演、1983年のレッド・ロックス公演、1997年のメキシコシティ公演、2015年のパリ公演の映像を48時間限定で公開するものとなっている。

このコンサートのうち3公演、スレイン・キャッスル公演、レッド・ロックス公演、メキシコシティ公演は初デジタル配信となる。

第1弾として『U2ゴー・ホーム:ライヴ・フロム・スレイン・キャッスル』が3月17日に公開される。このコンサートは2001年9月1日に行われたもので、U2にとってボイン川の河畔のスレイン・キャッスルでライヴを行うのは20年以上ぶりとなっていた。今月ロサンゼルスで撮影されたダーモット・ケネディのソロ・パフォーマンスがオープニングを飾る。

第2弾は『U2:ライヴ・アット・レッド・ロックス』で、3月25日に配信される。これは1983年6月5日にコロラド州のレッド・ロックス・アンフィシアターで収録されたもので、世界でも屈指のライヴ・バンドであるというU2の評判を確立するのに寄与した公演となっている。フォンテインズD.C.が昨年ダブリンで収録したパフォーマンスがオープニングを飾る。

4月1日に配信されるのは『ポップマート:ライヴ・フロム・メキシコシティ』で、1997年にポップマート・ツアーの一環で1997年にメキシコシティのフォロ・ソル・スタジアムで収録されたものとなっている。カーラ・モリソンがオープニングを飾る。

最後に『イノセンス+エクスペリエンス:ライヴ・イン・パリ』が4月10日に配信される。この作品は2015年11月13日に起きたパリ同時多発テロ事件によって延期されたパリ公演が収録されている。U2はパティ・スミスの“People Have The Power”もカヴァーしている。フランス人バンドのフー!チャタートンがオープニングを飾る。

「「どのライヴにも思い出はあるが、この4公演は特にそうだ。こうしてまたツアーに出られるのはエキサイティングだ。ヴァーチャル・ロードの不思議な魅力がここにある」とバンドは述べている。「ダーモット・ケネディ、フォンテインズD.C.、カーラ・モリソン、フー!チャタートンが旅を共にしてくれるのは嬉しいことだ」

U2のYouTubeチャンネルは昨年9月にリニューアルを発表しており、以降毎週ミュージック・ビデオのHDリマスター版や未発表映像が順次公開されている。

先日、DMXはU2のボノとのコラボレーションとなる“Skyscrapers”という楽曲があることを明かしている。

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