フー・ファイターズは『ワン・バイ・ワン』をニック・ラスクリネクスと共同プロデュースしたが、「ニック間違い」があったためにこれが実現したという。
テイラー・ホーキンスはデイヴ・グロールが電話帳にある間違った番号にかけてしまったことを明かしている。
「ニック・ラスクリネクスが姿を見せて、アルバムをプロデュースしたわけだけど、彼は俺たちにとってのチアリーダーだったんだ」とテイラー・ホーキンスはアップル・ミュージックでゼイン・ロウに語っている。「彼は熱狂的だったんだ」
「クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのベーシストだったニック・オリヴェリに電話するつもりだったんだけど、僕の友人のニック・ラスクリネクスが電話に応じたんだ」とデイヴ・グロールは語っている。「サウンド・シティの頃から彼のことは知っていて、素晴らしいエンジニアだった。長年、あのスタジオで働いていたんだ」
『ワン・バイ・ワン』には“Times Like These”、“All My Life”といったヒット曲が収録され、ニック・ラスクリネクスにとっては初のフル・アルバムのプロデュースとなっている。アルバムはプラチナ・ディスクを獲得し、全英アルバム・チャートで1位を、全米アルバム・チャートで3位を獲得している。
ニック・ラスクリネクスは次回作となった2005年発表の『イン・ユア・オナー』もプロデュースしており、デフトーンズやマストドン、エヴァネッセンス、ラッシュ、アリス・イン・チェインズの作品も手掛けている。
フー・ファイターズはリンダ・ペリーによるロック&リリーフのチャリティの生配信に出演して、ビー・ジーズのアンディ・ギブと“Shadow Dancing”をカヴァーしたほか、最新作『メディスン・アット・ミッドナイト』から“Making A Fire”を披露している。
この生配信にはライロ・カイリーのジェニー・ルイスとブレイク・セネット、メイシー・グレイ、シルヴァーサン・ピックアップス、シェリル・クロウらも出演している。
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