イーグルス・オブ・デス・メタルが12月6日に再設定されたパリでのU2のライヴに出演する予定だという。
11月13日にイーグルス・オブ・デス・メタルがパリのバタクランで行っていた公演では、武装したテロリストによって、バンドのマーチャンダイズ担当であるニック・アレキサンダーを含む、89人が亡くなることになった。事件後の最初のインタヴューで、バンドはツアーを最後もでやりたいと語り、フロントマンのジェス・ヒューズは「バタクランが営業を再開するときには最初に演奏したい」と語っている。
米『ビルボード』誌によれば、12月6日にパリのアコーホテルズ・アリーナで行われるU2のライヴに出演する予定で、2016年2月にヨーロッパ・ツアーを再開するという。バタクラン襲撃時に現場にはいなかったジョシュ・オムもU2の公演には参加するという。
U2のフロントマンであるボノは、事件の直後にバンドのメンバーのために、新しい携帯電話を購入し、自分のプライベート・ジェットの貸与を申し出たことを明かしている。
「俺たちの飛行機をイーグルス・オブ・デス・メタルのメンバーが使いたい時に使えるようにしたんだが、彼らには必要がなかったみたいだ。俺たちが音楽仲間に対してできる最善のことは、携帯電話を買ってあげることだったんだよ」と『ニューヨーク・タイムス』紙に語っている。「ジュリアン(・ドリオ)とジェス(・ヒューズ)と話をしたんだが、ジェスが言うに一番良いのはメールを打ったり、事件のことを知るためにソーシャルメディアを使ったりできるよう、携帯電話を手に入れることだったんだ。彼らが持っていた携帯電話はバタクラン劇場に置いてきているからね」
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