キングス・オブ・レオンのケイレブ・フォロウィルは2008年発表のヒット曲“Sex on Fire”について「ひどい」と語ったかつての発言を振り返っている。
ケイレブ・フォロウィルは『オンリー・バイ・ザ・ナイト』のリリース時に『NME』に“Sex on Fire”について曲のクオリティに疑問を持ったものの、バンドメンバーに説得されて曲を書き上げたと語っていた。
しかし、今回ケイレブ・フォロウィルはその考えも和らいだようで、“Sex on Fire”がバンドをロックのアウトサイダーからスタジアムの大黒柱へと変えてくれたことを認めている。
『NME』のインタヴューでケイレブ・フォロウィルは次のように語っている。「自分の達成したことを誇りに思うか、傍観して嫌ったままにしておくかという段階があったんだ」
「嫌いな部分は音楽自体ではなく、もっとキャリアの早い段階で認知を獲得しておくべきだったと思っていたからなんだ」
『オンリー・バイ・ザ・ナイト』の巨大な成功について彼は次のように振り返っている。「雷は落ちる時に落ちるんだよ。やり直す方法も抑える方法もないんだ。あのアルバムがなかったら、今もアルバムを作っていたかは分からないよ」
インタヴューでキングス・オブ・レオンは音楽業界のセクシャルハラスメントに関する議論と「#MeToo」のムーヴメントについても語っている。
ケイレブ・フォロウィルの兄弟であるネイサン・フォロウィルはロックンロールの快楽主義のクリシェについて「娘の父親になって、すごく精神的にこたえるようになった」と語っている。
キングス・オブ・レオンは通算8作目となる『ホエン・ユー・シー・ユアセルフ』を3月5日にリリースしている。
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