Fiona Garden for NME

Photo: Fiona Garden for NME

ガール・イン・レッドはデビュー・アルバムよりビリー・アイリッシュの兄であるフィニアスとの共同プロデュースによる新曲“Serotonin”が公開されている。

今週、ガール・イン・レッドは待望のデビュー・アルバム『イフ・アイ・クドゥ・メイク・イット・ゴー・クワイエット』をリリースすることを発表していた。

“Serotonin”の音源はこちらから。

「『イフ・アイ・クドゥ・メイク・イット・ゴー・クワイエット』で人間であることはどういうことかを学ぼうとしたの。自分の最も恐ろしい部分と向き合って、肉と骨でしかないことを知った痛みと共に生き、怒り傷つきなお許されないことで、自分の気持ちを露わにすることができた」とガール・イン・レッドことマリー・ウルヴンは語っている。

「自分の心の最も暗い部分に光を当てて、みんなをそこに迎え入れているの。『イフ・アイ・クドゥ・メイク・イット・ゴー・クワイエット』は単純に私がどんなひどいことが起きているかを理解するものなの」

“Rue”や“Midnight Love”も収録される『イフ・アイ・クドゥ・メイク・イット・ゴー・クワイエット』は4月30日にリリースされる。

アルバムのトラックリストは以下の通り。

‘Serotonin’
‘Did You Come?’
‘Body And Mind’
‘hornylovesickmess’
‘midnight love’
‘You Stupid Bitch’
‘Rue’
‘Apartment 402’
‘.’
‘I’ll Call You Mine’
‘it would feel like this’

「アルバムの大部分で言っていることは『こんなことはやめなきゃいけない。私は自分がやっていることが分かっているし、幸せな人間になる手助けにならないものも分かっている』ってことね」とマリー・ウルヴンは昨年12月に『NME』に語っている。「そういう部分がたくさんあるわ。トンネルの先に光があるんだけど、それは長い道のりがあることを意味するわけじゃない。自分が何と向き合っているかは分かっているけど、大変な仕事をしなくちゃいけないということなのよ」

「“Rue”で言っているのもそういうことよね。よりよくなろうとすること、よりよくなりたいということ。自分自身を磨くことがどれだけ大変かはあまり言えてないけどね。セルフケアとは自分で自分の面倒をみることでしょ。私は自分なんかダメで、自分なんか嫌いだという内なる声があるの。このアルバムではそんな自分自身と対峙しているのよ」

ガール・イン・レッドはここ数年にわたって『チャプター1』や『チャプター2』といったEPやシングルをリリースしており、2019年にはコンピレーション・アルバム『ビギニングス』をリリースしていた。昨年12月にはクリスマス・シングル“Two Queens In A King-sized Bed”をリリースしている。

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