スマッシング・パンプキンズは1995年発表の『メロンコリーそして終りのない悲しみ』と2000年発表の2部作『マシーナ』の続編となる33曲収録のアルバムのレコーディングを開始している。
フロントマンのビリー・コーガンは昨年10月にこのプロジェクトを明らかにしており、「ロック・オペラみたいなもの」と評していた。
現地時間3月2日のソーシャル・メディアの投稿でスマッシング・パンプキンズはドラムセットにマイクをセッティングした監視カメラ風の画像をアップしており、壮大な33曲のアルバムのレコーディングを開始したことを明かしている。
「スマッシング・パンプキンズの新しいアルバムを今日から始めたよ。『メロンコリーそして終りのない悲しみ』と『マシーナ』の33曲の続編なんだ。曲も歌詞も書いたから、今はただレコーディングするのみなんだ」と画像には記されている。
今年1月、ビリー・コーガンは80曲強が収録される『マシーナII』の再発盤について最後の仕上げをしているところだと明らかにしていた。
「ミュージカルみたいな感じで書いたんだけどさ。でも、完成してなかったんだ。撮影はしたものの、ちゃんと編集されていない映画みたいなんだよね」とビリー・コーガンは説明している。
「『マシーナ』は映像の一つ編集したもので、『マシーナII』は残りの映像みたいな感じなんだ。でも、残りの映像がもっとあったから、20年を経て、映画を完成させるように完成させようという試みなんだ。完成していないものがたくさんあって、映画は完成していないということが分かったんだ」
ビリー・コーガンはリル・ピープがファンに与えた影響についてカート・コバーンがニルヴァーナのファンに与えたものになぞらえている。
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