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サウンドクラウドはリスナーが聴いているアーティストに直接金銭を支払うシステムを導入する初のストリーミング・サービスとなっている。

アップル・ミュージックやスポティファイといった大手ストリーミング・サービスはそれぞれのアーティストが何回聴かれたかによってロイヤリティの支払いを分配するシステムを採用している。

しかし、このシステムは巨大なスターには多額の金銭を生み出すものの、そうした成功を収めていないアーティストにはほとんど金銭が残されることがないと批判を受けていた。

4月1日よりサウンドクラウドでは会員がその時ストリーミングしているアーティストにダイレクトにロイヤリティを支払うシステムがスタートする。

「業界の多くの人が長年にわたってこれを求めていました。インディペンデントなアーティストをさらに支援するためにマーケットにこれを提供できることに興奮しています」とサウンドクラウドのCEOであるマイケル・ワイスマンは述べている。

彼は次のように続けている。「アーティストはこれで非常に献身的なファンと深い繋がりを築くことでキャリアを成長させる態勢が整いました。ファンは直接、好きなアーティストへの仕払いを決めることができます」

AFPによれば、ファンによるロイヤリティのこの新しいモデルは大手レーベルの代表から激しい反対に遭ってきたという。

先日、イギリスではストリーミングの経済的な影響について調査する国会の委員会が開催されていた。

昨年、レディオヘッドのエド・オブライエン、エルボーのガイ・ガーヴェイ、ネイディーン・シャーといったミュージシャンは国会議員に対してストリーミング・サービスの支払いが「音楽の未来への脅威となっている」と警告していた。

委員会でサウンドクラウドはファンによるロイヤリティの支払いは複雑すぎるという意見を否定して、ロイヤリティの計算に昔のモデルでは23時間かかったものの、新しいモデルでは20分しかかからないと述べている。

先日、スポティファイはサブスクリプションの価格を上げることがより公平なモデルになるという意見を否定し、価格を上げればユーザーはオンラインで海賊行為を行うだろうと述べていた。

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