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ダフト・パンクは28年に及ぶ活動を経て解散したことが明らかになっている。

ダフト・パンクは史上最も影響を与えたエレクトロニック・アクトの1組と見なされていて、2006年公開の映画『エレクトロマ』の映像を使った8分の「エピローグ」と題された映像で解散を明らかにしている。

映像はトーマ・バンガルテルとギ=マニュエル・ド・オメン=クリストの2人がおなじみのヘルメットとレザー・ジャケットを着て、砂漠を歩くものとなっている。

映像はメンバーの1人がボタンに触れたことで爆発を迎え、ブラックアウトして、両者の手が組み合わされたアイコンが表示され、その下には「1993年〜2021年」という年号が表示されている。

長年のパブリシストであるケイトリン・フレイジャーは解散したことを正式に認めている。解散の理由については発表されていない。

1997年発表のデビュー・アルバム『ホームワーク』には“Around the World”、“Da Funk”といった楽曲が収録され、フレンチ・ハウスを国際的ステージにまで発展させることになった。

4年後に2001年発表の『ディスカヴァリー』でシーンに戻ってきた際には彼らのミステリアスなイメージの代名詞と言えるロボットのマスクを被った匿名性の高い象徴的な外見で知られることになった。

『ディスカヴァリー』には“One More Time”、“Harder, Better, Faster, Stronger”といった楽曲が収録され、彼らに世界で最も需要のあるプロデューサーという地位を与えることになっている。

最後にリリースされたアルバムは2013年発表の『ランダム・アクセス・メモリーズ』で、ファレル・ウィリアムスとのコラボレーションである“Get Lucky”が収録され、2014年のグラミー賞で最優秀アルバム賞を受賞している。

“Around The World”や“One More Time”など、これまでに6曲が全英シングル・チャートでトップ10に入っている。

解散前の数年の活動は比較的表立ったものではなく、最後のコラボレーションとなったのはザ・ウィークエンドとの“Starboy”と“I Feel It Coming”の2曲となっている。

最後のパフォーマンスは2017年のグラミー賞授賞式で披露したザ・ウィークエンドとの“I Feel It Coming”となっている。

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