サウンドガーデンはクリス・コーネルの妻のヴィッキー・コーネルから訴訟を起こされたことを受けて、残りのメンバーが「透明性は裁判の中で示される自信があります」と述べている。
先週、ヴィッキー・コーネルは自分の保有している取り分を「途方もなく安い」価格でサウンドガーデンの残りのメンバーが買い上げようとしたとして訴訟を起こしたと報じられていた。
『ヴァラエティ』誌によれば、サウンドガーデンの3人のメンバーはヴィッキー・コーネルにマスター音源の権利、音楽出版権、その他の収入について30万ドル(約3150万円)で買い取る提案をしてきたという。ヴィッキー・コーネルは2017年にクリス・コーネルが亡くなったのを受けて、彼の取り分を相続している。
「今回の行動はサウンドガーデンの存命中のメンバーは自分勝手で心ない行動のために行われたものです。彼らは元バンドメンバーのクリス・コーネル、その妻、彼の子どもたち、クリスの栄光とその人生の価値から強奪を行おうとしているものです。それらが彼らに何百万ドルという金を生んできました」と声明には記されていた。
今回、サウンドガーデンのメンバーであるキム・セイル、マット・キャメロン、ベン・シェパードは声明を発表している。「クリス・コーネルの遺産管理団体からの買い上げの提案は極めて事実誤認しているもので、透明性は裁判の中で示される自信があります」
「私たちの利益を買い上げようとする提案は一方的なもので、即座に却下されました。1年以上にわたってサウンドガーデンのソーシャル・メディアはハイジャックされ、ファンを誤解させ、混乱させてきました」
「1984年にワシントン州でバンドになってからというもの、サウンドガーデンの音楽的栄光、作品、キャリアを私たちは誇りに思ってきました。最後のサウンドガーデンのアルバムを完成させるのを楽しみにしています」
ヴィッキー・コーネルとサウンドガーデンは様々な裁判を行っている。2019年、ヴィッキー・コーネルは未発表のサウンドガーデンの曲の権利をめぐってサウンドガーデンを訴えており、数百万ドルを受け取る資格があると主張している。
サウンドガーデンは2020年にヴィッキー・コーネルに訴訟を起こしており、クリス・コーネルの追悼で行ったチャリティ・コンサートで集めたお金を個人的目的に流用したと主張していた。訴訟の一部はサウンドガーデンによって取り下げられている。
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.