ノエル・ギャラガーはテロリストに対抗するためにも、これまで以上にミュージシャンが音楽を作り、演奏していくことが重要になると語っている。
オーストラリアの出版物『ミュージック・フィーズ』でのインタヴューのなかで、ノエル・ギャラガーは20年以上にわたって音楽を作るモチヴァーションはなんなのか、初期とインスパイアされるものは同じものなのかについて尋ねられている。
ノエル・ギャラガーはソングライティングこそが彼を進ませているものだと語るところから始めている。「U2やザ・ローリング・ストーンズといったバンドを見てくれよ。かなり長くやってるだろ。いつもみんな訊くんだ、『彼らはなんでやってるの? 金なんていらないじゃないか!』ってね。みんな、それをやるのが大好きだからやってるんだよ」と語っている。「昨日は書けなかった曲が今日書けるかもしれない。そして、その曲をそこらへんの輩が歌うようになり、スタジアムで多くの人がシンガロングするようになるんだ。それだけで、本当に特別なことなんだよ」
そして、イーグルス・オブ・デス・メタルのライヴで89人が亡くなり、100人を超える犠牲者を出したパリ同時多発テロに触れて、次のように続けている。「このあいだパリで起こったことを考えるとさ、より特別なことだと思うんだよ。あのファッキンなケダモノどもは俺たちからそういうものを奪い去ろうとしたんだ。奴らはミュージシャンが嫌いで、女が嫌いで、音楽が嫌いなんだよ。全部俺が愛しているものばかりだ。この世界で音楽を世に出していくことはより重要になったよね。ああしたものに抗議して、立ち向かうためにもさ。俺はそう考えてるよ」
このインタヴューのなかでノエル・ギャラガーはデーモン・アルバーンについて謎のコメントを残している。デーモンとは定期的に連絡をとっており、まもなく公になることがあるという。「今日もデーモンとは話したんだ、実際のこととしてね」とデーモン・アルバーンについて語っている。「ナンセンスなことなんかについて話してたんだ。たぶん今後、分かることになるだろうけどね。必要が出てくると、今も話してるんだよ」
ノエル・ギャラガーは今年アルバム『チェイシング・イエスタデイ』をリリースしており、ロンドン・コーリング・フェスティバルへのヘッドライナー出演など、輝かしいフェスティバル・シーズンを過ごしている。
ノエル・ギャラガーは来年4月にツアーへと戻る予定で、4月21日のグラスゴーSSEハイドロ公演からツアーをスタートさせ、月末のボーンマスBICで締めくくることになっている。アバディーン、リバプール、リーズ、バーミンガムでも公演は行われ、ボーンマス公演を除いてスーパー・ファーリー・アニマルズがサポート・アクトを務める予定となっている。
ツアー日程は以下の通り。
London, Royal Albert Hall (December 10)
Glasgow, The SSE Hydro (April 21)
Aberdeen, AECC (April 24)
Liverpool, Echo Arena (April 25)
Leeds, First Direct Arena (April 27)
Birmingham, Genting Arena (April 29)
Bournemouth, BIC (April 30)
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