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エヴァン・レイチェル・ウッドは過去の交際中にマリリン・マンソンが反ユダヤ主義を掲げて人種差別的な中傷を行っていたと告発している。

マリリン・マンソンは2月1日にエヴァン・レイチェル・ウッドや4人の女性から懐柔、虐待、洗脳を告発されている。

マリリン・マンソンはインスタグラムへの投稿で否定している。「私の恋愛関係は気の合うパートナーとの常にどれも合意の上のものでした。今回、過去の事実を捻じ曲げることにしたのがどんな形であれ、どんな理由であれ、これが真実です」

今回、エヴァン・レイチェル・ウッドは2007年から2010年までの交際していたマリリン・マンソンについてさらに非難している。インスタグラムのストーリーで彼女は次のように述べている。「差別的な言い方で私は『ジュー』と呼ばれていました。彼は私に怒ると、ベッドサイドのテーブルに鉤十字を描いていました」

「Nワードも何度も聞きました。彼の周りの人々はそれを笑って加わることになっていました。そうせずに彼を批判すると、見せしめにされ、いじめられました。人生であれほど怖かったことはありません」

別の投稿で彼女は彼女の母親はユダヤ人で、ユダヤ教で育てられたと説明している。「母は改宗しており、ユダヤ系子孫ではありました。彼はそれについて『良かったね。血はユダヤ人じゃないんだからね』と言っていました」

エヴァン・レイチェル・ウッドはマリリン・マンソンのあるタトゥーについてナチスの影響を受けたものと考えていることも指摘している。マリリン・マンソンの右手にある骸骨のタトゥーはナチスの親衛隊の帽章として使われたトーテンコップに着想を得たものだと述べている。

エヴァン・レイチェル・ウッドは左手にある風車の羽のように4枚の四角が重なっているタトゥーについても真ん中で鉤十字を描いていることを指摘している。彼女は胸で4つの「M」が鉤十字を描くタトゥーの写真も投稿している。

「私たちが交際を始めた時はこれらのタトゥーはありませんでした」と彼女は述べている。

マリリン・マンソンは記事執筆時点でエヴァン・レイチェル・ウッドの主張についてコメントしていない。

マリリン・マンソンは5人の女性の告発を受けて所属レーベルのロマ・ヴィスタとの契約を切られている。また、マリリン・マンソンはテレビ番組『アメリカン・ゴッズ』と『クリープショー』への出演も取り消されている。

告発を受けてナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーとリンプ・ビズキットのウェス・ボーランドもマリリン・マンソンを批判するコメントを発表している。

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