Zoe McConnell/NME

Photo: Zoe McConnell/NME

ブリング・ミー・ザ・ホライズンのフロントマンであるオリヴァー・サイクスは新型コロナウイルスのパンデミックで気分が塞ぎ込み、ブラジルで僧侶と1ヶ月間暮らしたことを明かしている。

オリヴァー・サイクスは昨年、妻でモデルのアリッサ・ソールズと精神面の「リハビリ」のために修道院に滞在したと語っている。

『ザ・サン』紙にオリヴァー・サイクスは次のように語っている。「しばらくの間、前にも経験した暗い心境になってしまってね。でも、それがもう一度自分自身を発見する素晴らしい出来事の始まりとなったんだ」

「ロックダウンの間、誰もがある程度はそういう心境になったと思う。どんなにポジティヴな人でも、あの時期が非常に暗い時期だった事実からは逃れられないはずだよ」

「自分としては憂鬱な心境で、そういう時の一番よくないのは悲しいことじゃなくて、何も感じないことなんだよね。感情がなくなってしまうんだよ」

オリヴァー・サイクスは滞在した修道院が妻の実家から数時間のところにあったと語っている。

彼は次のように語っている。「その1ヶ月でも最高だったのは、すべてのデバイスを置いて、隔離された状況でクリシュナ教徒かのように僧院で暮らしたことだったんだ」

「朝5時に起きて、クリシュナに祈り、歌って踊るんだ。自分たちがどんな人間かに繋がるためにね」

「そこにいる人たちは世界で最も幸せな人たちなんだ。会ってみると、非常にポジティヴで、スピリチュアルな人々で、それに惹かれたんだよね。どんな感じか知りたかったんだ」

オリヴァー・サイクスは2014年にケタミン中毒でリハビリ施設に入っているが、その体験を引き合いに出している。

彼は次のように説明している。「正直、リハビリのようだった。ドラッグで数年前にリハビリ施設に入ったんだけどさ。でも、今回はあらゆることのデトックスになったね。感情的な問題やデバイスへの依存、ミュージシャンであることの依存とかね」

「静かに目を覚まして、今日は何もやることがなくて、それでまったく問題ないという在り方を学んだんだ」

ブリング・ミー・ザ・ホライズンは最新EP『ポスト・ヒューマン:サバイバル・ホラー』で全英アルバム・チャートの首位を獲得している。

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