フー・ファイターズのデイヴ・グロールは1980年代にロナルド・レーガン大統領への抗議コンサートで「警察とレッドネックに殴られた」ことを振り返っている。
フー・ファイターズは先月行われたジョー・バイデン大統領の就任にあたって“Times Like These”を演奏している。
『インディペンデント』紙の新たなインタヴューでデイヴ・グロールはデッド・ケネディーズやバッド・ブレインズらが出演した「ロック・アゲインスト・レーガン」を訪れた時のことを振り返っている。
デイヴ・グロールはコンサートが「モールの横の、リンカーン記念堂の前で、後にオバマ大統領の最初のパーティーに招待されたサウス・ローンから4分の1マイル離れたところ」で行われたと述べている。
「7月4日に行われていて、郊外から多くの人が花火大会を観に来ていたんだ。そのド真ん中でデッド・ケネディーズやバッド・ブレインズといったバンドが出演するパンク・コンサートが開催されていたんだ」
「警棒をもった警官が馬に乗っていたんだけどさ」と彼は続けている。「めちゃくちゃだったよ。警察やレッドネックに殴られたんだ。でも、ロナルド・レーガン大統領の息の詰まるような保守政権下でふさわしい時にふさわしい場所で行われたんだ」
先日、フー・ファイターズのドラマーのテイラー・ホーキンスはドナルド・トランプ元大統領を追い払って、彼の「失職に貢献できて」嬉しかったと述べている。
ベーシストのネイト・メンデルもドナルド・トランプ元大統領がホワイト・ハウスを去ったことでアメリカ人であることが恥ずかしいと感じなくて済むと語っている。
「今はポジティヴなことを目を向けられるよね。アメリカ人として絶えず屈辱を感じなくて済むのは素晴らしいだろうね」
フー・ファイターズは2月5日にニュー・アルバム『メディスン・アット・ミッドナイト』をリリースする予定となっており、新たにラジオ局が立ち上げられることも決定している。
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