Richard Johnson/NME

Photo: Richard Johnson/NME

サヴェージズが12月1日にパリのラ・マロキヌリで行ったイーグルス・オブ・デス・メタルの“I Love You All The Time”をカヴァーしている。

バタクランでの襲撃を受けて、イーグルス・オブ・デス・メタルはパリ同時多発テロの犠牲者に収益を寄付するためにカヴァーの呼びかけを行っており、サヴェージズもカヴァーを行ったバンドに加わっている。

先週、イーグルス・オブ・デス・メタルはカヴァーの収益を寄付することを公約しており、他のミュージシャンやストリーミング・サービス、店舗にも同じように寄付することを呼びかけている。

ジョシュ・オムは次のように語っている。

「俺たちには“I Love You All The Time”という曲があるんだ。カントリー・アーティストでも、DJでも、デス・メタルでも関係ない。カヴァーしてくれれば、出版料を寄付するよ」

「俺たちのレーベルも出版権やマスタリング料を寄付する予定なんだ。iTunesやスポティファイ、アマゾンにも取り合うつもりだよ。参加するために音楽を作ってくれれば誰でもいいんだ。寄付するためにレコーディングしてくれれば、そのすべての収益をパリの襲撃の犠牲者やこの事件によって破産してしまった人々なんかを支援するために使わせてもらうよ」

11月13日にバタクランで行われたイーグルス・オブ・デス・メタルのライヴでは、バンドのマーチャンダイズ販売担当のニック・アレキサンダーを含む89名が殺害されることとなった。

ジェス・ヒューズは「Vice」のインタヴューで今回の事件について語っている。

「何人かの人(ファン)は僕らの楽屋にも隠れたんだ。でも、襲撃者はそこにも入ってくることができたんだ。それで全員を殺したんだよ。僕の革ジャンの後ろに隠れた人を除いてね」

ジェス・ヒューズは、次のように続けている。「みんな、死んだふりをしてたんだ。ほんとに恐ろしかったと思う。あれだけ多くの人が亡くなったのは、本当に多くの人が友人を置き去りにしなかったからなんだ。そして多くの人が身を挺して他の人をかばっていたんだ」

サヴェージズによるカヴァー映像はこちらから。

サヴェージズは2016年1月のニュー・アルバム『アドア・ライフ』のリリースに向けてカウントダウンを行っており、アルバムからは現在のところ“TIWYG”と“The Answer”が公開されている。アルバムのリリースと共にUKツアーも行われる。

UKツアーの日程は以下の通り。

Bexhill De La Warr Pavilion (February 18)
Cambridge Junction (19)
Glasgow Art School (21)
Manchester Albert Hall (22)
Leeds Irish Centre (23)
London Roundhouse (March 17)

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