Vertigo Releasing

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デヴィッド・ボウイの元妻であるメアリー・アンジェラ・バーネットは伝記映画『スターダスト』を批判して「全編時間の無駄」と発言している。

『ザ・ミラー』紙の新たなインタヴューでデヴィッド・ボウイと1970年から1980年まで結婚していたメアリー・アンジェラ・バーネットは映画『スターダスト』を好きになれなかったことを明かし、「デヴィッドも観ることはなかった」と述べている。

「(A&Rの)ロン・オバーマンによる泣き言に泣き言を重ねた物語と言うべきね」とメアリー・アンジェラ・バーネットは語っている。「退屈だったわ。楽しませてくれるものを見つけられなかった。一つ星のドキュメンタリーよりもつまらなかったわ。あまりにも普通で当たり障りがなくて、音楽もないから何もないのよ」

映画『スターダスト』には一切アーティストの音楽が使われなかったことに言及して彼女は次のように続けている。「観るのはセレブリティに取り憑かれている人だけよね。デヴィッド・ボウイはミュージシャンだった。一体、音楽はどこにあるの?」

メアリー・アンジェラ・バーネットは映画にいくつか間違いがあることも指摘しており、アメリカで成功しようとした後、ロンドンに戻ってきたデヴィッド・ボウイと彼女の口論もその一つとなっている。

「ああいうものではまったくなかったわ」と彼女は語っている。「私たちの結婚は当時破局のような状況ではなかった。それはもっと後だった。悩んでいることはなかった。すごくいいムードだった。ロンドンで愉快な時間を過ごしたわ。24時間、ずっと待っているようなことはなかった」

「私を演じたキャラクターの人は私がデヴィッドと私を王様と王女のようにさせたがったと言っていたけど、それは事実じゃないわ」

メアリー・アンジェラ・バーネットは次のように続けている。「私はデヴィッドのキャリアがすごいものになってほしいと思っていたし、私は監督や俳優としての夢を追求したかった。私は王女なんかになりたくはなかったわ」

先日、デヴィッド・ボウイの息子のダンカン・ジョーンズは父親の死から5年が経ったことを振り返っている。

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