スティーヴィー・ワンダーは1月18日のキング牧師記念日に際して声明を発表して、ジョー・バイデン次期政権に不平等についての委員会を立ち上げるよう求めている。
キング牧師記念日はマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの誕生日である1月15日に近い第3月曜日が祝日となるもので、それに際してスティーヴィー・ワンダーは人種問題について4分間語る動画が公開されている。
スティーヴィー・ワンダーは動画で14歳の時にマーティン・ルーサー・キング・ジュニアに会ったことを振り返り、「真のヒーローにしてインスピレーションだった」と賛辞を寄せている。
しかし、スティーヴィー・ワンダーは人種的不平等について「まったく針は進んでいない」として、想像したキング牧師に「進歩の欠如を信じてもらえないでしょう。それで私は体調が悪くなっています」と語っている。
— Stevie Wonder (@StevieWonder) January 18, 2021
スティーヴィー・ワンダーは次のように続けている。「真実がなかなか聞き入れられず、守られないことに気を病んでいます。嘘や虚偽を広めている人は責任を負うべきです。それこそが前に進む唯一の方法です」
スティーヴィー・ワンダーはジョー・バイデンとカマラ・ハリスの政権に「この国の不平等の真実を証明する」正式な調査を行うように求め、和解を進めるよう求めている。
「真実なしに責任を持つことはできません。責任なしに許しを持つことはできません。許しなしに癒やされることはないです」と彼は述べている。
ジョー・バイデンは現地時間1月20日に第46代大統領に就任することが決定している。レディー・ガガが就任式で国歌斉唱を歌うことも決定している。
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