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ジョン・レノンの大叔父がヴィクトリア時代のリヴァプールで、数々の犯罪を重ねていたという先日の発表が誤りであることが明らかになった。

6月29日、イギリス国立公文書館が保有する190万件以上の法的記録および犯罪記録がインターネット上に公開された。デジタル化されたデータベースはウェブサイト「Find My Past」で閲覧可能となっている。

『インディペンデント』紙は先日、それらの記録の中にジョン・レノンの親族であるウィリアム・レノンの1876年から20年以上にわたる犯罪歴が見つかったと報じていた。

それに対して「Find My Past」は次のような声明を発表している。「我々はジョン・レノンの大叔父を歴史的な犯罪記録から発見したと述べましたが、これは誤りでした。記録にあるウィリアム・レノンは、ジョン・レノンの大叔父と同じくリヴァプールで同じ年に生まれていますが、ジョン・レノンとは無関係だということが分かりました。私たちの事実検証のプロセスは厳格を記していますが、今回はミスがあったようです」

ジョン・レノンと無関係だということが分かったウィリアム・レノンは複数回におよぶ強盗やスリ、その他の犯行で有罪判決を受けており、1985年には偽造貨幣の所持も発覚している。また、刑務所の記録では、この人物には15カ所の傷跡があったという。

一方、ジョン・レノンがザ・ビートルズのデビュー曲“Love Me Do”の演奏で使用したギターが50年振りに発見され、オークションにかけられることになっている。

1962年のデビュー当時にジョン・レノンが使っていたギブソンJ−160Eは、翌1963年になぜか所在不明となって以来、二度と見つからないと思われていた。しかし最近になって、ジョン・マコウというアマチュア・ミュージシャンが、1970年代にこのギターをサンディエゴにて「数百ドルで」購入したと名乗り出たという。

ギターはロサンゼルスにあるオークション会社、ジュリアンズ・オークションにて11月6日、7日に競売にかけられる予定だ。予想では60万ドル(7350万円相当) から80万ドル(9800万円相当)の値が付くと見られている。

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