メアリー・マッカートニーが監督を務めるアビイ・ロード・スタジオのドキュメンタリーが制作されていることが明らかになっている。
『イフ・ジーズ・ウォールズ・クドゥ・シング』と題された本作はユニバーサル・ミュージック・グループの映像制作会社であるマーキュリー・スタジオによるプロデュースで、アビイ・ロード・スタジオに関する初の長編ドキュメンタリー作品となる。
ポール・マッカートニーの娘で、写真家にして映像作家のメアリー・マッカートニーはこのドキュメンタリーについて「私見」であるとして、『エリック・クラプトン〜12小節の人生〜』を手掛けたジョン・バトセックがプロデュースを担当している。
We are thrilled to announce @JBattsek and Ventureland's first project with us! The feature documentary directed by Mary McCartney, 'If These Walls Could Sing,' tells the legendary story of @AbbeyRoad Studios. To find out more visit https://t.co/BYDWFAUdVL
Photo: Grace Guppy pic.twitter.com/vi8b0dEEPl— Mercury Studios (@mercurystudios) January 12, 2021
「子どもの頃に経験した最初期の記憶の一つがアビイ・ロードで過ごした時間だった」とメアリー・マッカートニーは述べている。「この歴史的な場所の物語をずっと伝えたいと思っていて、このクリエイティヴな野望を現実のものにするにあたって、ジョン・バトセックとマーキュリー・スタジオのチーム以上のコラボレーション相手はいなかった」
マーキュリー・スタジオのCEOであるアリス・ウェブは次のように続けている。「アビイ・ロード・スタジオの素晴らしい物語を映画で初めて伝えるにあたってメアリー・マッカートニーとジョン・バトセック以上の情熱的でヴィジョンを持ったパートナーは考えられません」
「先駆的な映像作家による最高クオリティの作品を提示できることに情熱を感じています。メアリーのクリエイティヴなヴィジョンをこのプロジェクトにもたらすことができて喜んでいるのはだからなのです」
アビイ・ロード・スタジオのマネージング・ディレクターのイザベル・ガーヴェイは次のように述べている。「もしこの壁が歌えたなら。アビイ・ロード・スタジオで何度そう言われるのを聞いてきたか数え切れません。時代を超えるドキュメンタリーとして、そうした物語がついに形になるのが待ちきれません」
『イフ・ジーズ・ウォールズ・クドゥ・シング』は今年の11月から始まるアビイ・ロード・スタジオ90周年の一環として公開される予定となっている。
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