フー・ファイターズのデイヴ・グロールは足を骨折した時に使っていた玉座を貸したことでアクセル・ローズから最高のギターを買ってもらったと明かしている。
デイヴ・グロールはスウェーデンのヨーテボリで行った公演でステージから落下して足を骨折して、2015年後半のライヴを玉座を使って行っている。
デイヴ・グロールに専用にデザインされた玉座だったが、アクセル・ローズがロサンゼルスのトラバドールで行ったライヴで「ノット・イン・ディス・ライフ・タイム」ツアーの最初の公演で足を骨折したことで2016年に貸し出されることになっている。
玉座をガンズ・アンド・ローゼズも使用したことについてデイヴ・グロールは『クラシック・ロック・マガジン』に次のように語っている。「アクセルはガンズ・アンド・ローゼズであれを使って、AC/DCでもあれを使って、突然、自分がツアーで足を骨折したら駆けつける人になってしまったんだ。『玉座と言えば』みたいなね」
デイヴ・グロールへのお礼としてアクセル・ローズは高価なギターを送ってきたという。
「彼はスラッシュに僕へのギターを選ばせたんだ」とデイヴ・グロールは明かしている。「それで60年代初頭のギブソンESS-335をくれたんだけど、これまで弾いた中でも最も素敵なギターなんだよ」
「あたたかく上品なたたずまいで、すごくありたがったよ」
2018年にフー・ファイターズとガンズ・アンド・ローゼズはイタリアで共演して、ガンズ・アンド・ローゼズの“It’s So Easy”を披露している。
先日、フー・ファイターズは来たる新作『メディスン・アット・ミッドナイト』より2曲目のシングルとなる“No Son Of Mine”が公開されている。
『NME』に対してデイヴ・グロールは新作について次のように語っている。「10作目にして25周年だったから、数年前からフレッシュなことをやりたいと決めていたんだ」
「いろんなタイプのアルバムを作ってきたけど、アコースティックなものもやったし、パンク・ロックなものもやったし、ミドルテンポのアメリカーナもやった。いろんなものに寄ったアルバムを作ってきたけど、それで直感的にメロウな大人のアルバムを作る代わりに、『くだらねえ。パーティー・アルバムを作ろう』と思ったんだ」
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