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ニール・ヤングはバック・カタログの楽曲の50%の権利を画期的な契約で売却している。

ヒプノシス・ソングス・ファンドはニール・ヤングの1180曲の権利を購入しており、BBCによれば、その金額は1.5億ドル(約150億円)と見込まれている。

ヒプノシス・ソングス・ファンドは今週フリートウッド・マックのリンジー・バッキンガムの楽曲を購入しているほか、世界的プロデューサーのジミー・アイオヴィンの版権も購入している。

「この契約はヒプノシス・ソングス・ファンドを永遠に変えることになるでしょう」とヒプノシス・ソングス・ファンドのマーク・マキュリアディスは語っている。「私が初めてニール・ヤングのアルバムを買ったのは7歳の時でした。『ハーヴェスト』は私の仲間であり、すべての音符、すべての言葉、すべての休符と沈黙が親密なものとして頭に入っています」

「ニール・ヤングは、少なくとも彼の音楽は私の友人であり、以降ずっとあるものでした」

ヒプノシス・ソングス・ファンドは楽曲の版権によるオンエア収入で定期収入を生んでいることで知られている。

「世界中に届いている彼の素晴らしい楽曲を守るためにもヒプノシス・ソングス・ファンドにとってニール・ヤングとパートナーになることは当然のことでした」とマーク・マキュリアディスは語っている。

「ニール・ヤングに参加してもらうためにヒプノシスを造ったのです。重要な楽曲や音楽に対する信念から生まれた共通する倫理や情熱、品位を私たちは持っています。バーガー・オブ・ゴールドが実現することはないでしょう。しかし、ニールの意志でみなさんに楽曲を聴いてもらうために私たちは共に取り組んでいきます」

ヒプノシス・ソングス・ファンドはビヨンセ、エルトン・ジョン、アイアン・メイデン、ガンズ・アンド・ローゼズといった大御所アーティストの楽曲権利を手掛けていることで知られる。

ヒプノシス・ソングス・ファンドはブロンディ、LAリード、RZA、ザ・ドリームらのカタログも最近購入している。

昨年9月にもヒプノシス・ソングス・ファンドは出版管理会社のコバルトも購入している。

昨年12月、ボブ・ディランは約60年のキャリアに及ぶ全楽曲の所有権をユニバーサル・ミュージックに3億ドル(約315億円)で売却している。

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