9月25日にセカンド・アルバム『エヴリ・オープン・アイ』をリリースしたチャーチズだが、同作から“Empty Threat”のミュージック・ビデオが公開されている。
同曲についてバンドは次のように語っている。「私たちが新しい曲に取り掛かるときはいつでも、そのトラックとか楽器とかその他諸々の要素のちょうどいいバランスを見つけるのがとても大切なの。明るいメロディと暗い歌詞やキラキラしたシンセとザラッとした質感の間のテンションみたいにね。それが私たちのやっていることの代名詞とも言えると思う。“Empty Threat”の制作過程ではそういったものの正しい組み合わせを見つけられるようにすごく頑張ったから、結果としてチャーチズというバンドの真髄を捉えられたの」
新作『エヴリ・オープン・アイ』は、ダフト・パンクの『ランダム・アクセス・メモリーズ』を手がけたボブ・ラドウィグがマスタリングを、マドンナ、ミューズ、オアシスなどを手がけたスパイク・ステントがミキシングを手がけている。また、ミュージック・ビデオはハイムの映像も手掛けるオースティン・ピータースが監督を務めている。
“Empty Threat”のミュージック・ビデオはこちらから。
チャーチズのローレン・メイベリーは先日、過去の虐待的な恋愛体験について明かしている。
ドラマ「GIRLS/ガールズ」の製作・監督・脚本を手掛ける女優のレナ・ ダナムが運営しているオンライン・ニュースレター「レニー」にローレン・メイベリーは記事を寄せている。
音楽サイト「ステレオガム」に掲載されているエッセイの抜粋によると、ローレン・メイベリーは以前交際してた暴力的な行動をする男性と、彼女がこの関係から抜け出すために必要だった「最後の警告」について書いているという。
「私たちはいつも言い争っていたの。そういう時は大抵、彼がなぜそんなに怒っているのかよくわからなかった。彼をなだめようとしたわ。説得しようとしたし、謝ってもみたけど、なんの効果もなくて、状況を悪化させるだけだった。そうしたら、彼が私を壁に押し付け、私の頭の上あたりに自分の拳を繰り返し殴りつけていたの。私がショックのあまりに倒れこむと、『おい、まるで僕が君を殴ったみたいに振舞うなよ』と彼は言ったわ。あの瞬間こそ、あってほしくない最後の警告だった」
「ここまでは酷くなかったけど、以前にもこのようなことはあったの。彼はイライラしてて、私が彼の話を聞いてないと思ったら、私の腕と手首を引っ張るの(そしてそのあと、彼は謝るのよ)。私の前でドアをバタンと閉めるの(そして、謝るの)。1回、私が運転している時に、ハンドルを掴んだこともあったわ。そうすれば、『お喋り』するために車を寄せられるからって。私がそのまま走り続けていたら、大声で叫び、拳をダッシュボードに連打していたの」
リリースの詳細は以下の通り。
アーティスト:CHVRCHES(チャーチズ)
タイトル:Every Open Eye(エヴリ・オープン・アイ)
レーベル:Hostess
品番:HSE-60228
価格:2,371円+税
日本盤発売日:2015年9月25日(金)
1. Never Ending Circles
2. Leave A Trace
3. Keep You On My Side
4. Make Them Gold
5. Clearest Blue
6. High Enough To Carry You Over
7. Empty Threat
8. Down Side Of Me
9. Playing Dead
10. Bury It
11. Afterglow
※日本盤ボーナストラック収録予定
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