メタリカのドラマーであるラーズ・ウルリッヒは隔離期間中によく聴いた昔の名作を明かしている。
米『ローリング・ストーン』誌の2020年を振り返る企画でラーズ・ウルリッヒは隔離期間中に立ち返ることになった昔の名作について訊かれている。
ラーズ・ウルリッヒは次のように語っている。「アリス・イン・チェインズの『ダート』だね。すごく刺激を受けるんだよ。歌詞の率直さやその勇気はクレイジーだと思うね。曲にまとまりがあって、これまでと同じようにいまだに生々しく、あけすけで、正直で、勇気あるように響くんだ」
2020年に最も数多く聴いたアルバムについてラーズ・ウルリッヒは次のように語っている。「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのファースト・アルバムだね。自分の見解としてはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンほど、大局的に物事を見ているものはないよ。音楽、テーマ、歌詞、歌い方もすべてが、デバイスをアンロックする度に目にする日々のクレイジーな出来事に通じているんだ。2020年の完璧なサウンドトラックだと思う」
先日、ラーズ・ウルリッヒは2020年で最も気に入った映画を明かしている。
ラーズ・ウルリッヒは2008年発表の『デス・マグネティック』に収録の“The Day That Never Comes”のミュージック・ビデオを手掛けたトマス・ヴィンターベア監督の『アナザー・ラウンド(原題)』を今年最も気に入った映画として挙げている。
「やっと友人であるトマス・ヴィンターベア監督の『アナザー・ラウンド』を観たんだけど、2020年最高の映画の座に就くことになったんだ」
「2年前の夏に語ってくれたこの映画のアイディアには完全に興味を惹かれたし、驚かされたのを覚えているよ。この映画は昨年撮影され、今年のカンヌ映画祭で初公開されるはずだったんだ」
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