レディオヘッドは「パブリック・ライブラリー」でカスタマイズ可能なデジタルのクリスマス・カードを公開している。
ファンはドロップ・ダウンのメニューを使って自身のカードを作って友人に送ることができる。レディオヘッドの流儀に従って文章やアートは謎めいた黙示録的なものとなっている。
「アウトサイド」の項では「FA LA LA」や「LA-LA」といった選択肢を選ぶことができ、それに対応したアートワークが用意されている。「インサイド」の項では「EVERYTHING IS ROSY(すべてはバラ色)」、「IN LIEU OF EMPTINESS(空っぽの代わりに)」、「SUNLIT UPLANDS STILL AWAIT(太陽に照らされた高台はなお待ち構えている)」といった文章を選ぶことができる。
レディオヘッドはカードの制作ツールを使うことでどんなデータも保存されることもないと記している。
「このクリスマス・カードはみんなに旧知の知人に作って送ってもらうためのものです」とウェブサイトには記されている。「記入したどんな要素のデータもレディオヘッドによって保存されることはありません」
カードの制作はこちらから。
https://www.radiohead.com/library/seasonsgreetings/
レディオヘッドのメンバーであるジョニー・グリーンウッドはファンに向けて次のメッセージを送っている。「今、思っていることはこういうことなんだ。みんなが無事で健康で怖がらず退屈もしていないでくれたらっていうね」
「どうにか早くみんなのために音楽を作るのに関われたらとも思っている。音楽を作ることや聴くことの楽しさというのはライヴであってもコンサート・ホールであっても教会であっても友人との自宅であっても、この荒涼とした1年であっても忘れられてはいないんだ」
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