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キース・リチャーズは最新のインタヴューでミック・ジャガーのソロ・アルバムについて否定している。

キース・リチャーズは今年20年以上ぶりとなるソロ・アルバム『クロスアイド・ハート』をリリースしている。

『GQ』誌に対してキース・リチャーズは「ミックが一緒にやらないから、自分のアルバムを作ったんだ」と語っている。

ミック・ジャガーはこれまで4枚のソロ・アルバムをリリースしているが、ミック・ジャガーのソロ・アルバムについて訊かれたキース・リチャーズは次のように答えている。「ミック・ジャガーのソロ・アルバムは、“エゴ”と関係しているんだ。彼には本当は言いたいことなんてないのさ」

「彼はこれまで、2枚のアルバム『シーズ・ザ・ボス』、『プリミティヴ・クール』を作ってるんだっけ?」ともキースは尋ねている。ミック・ジャガーは1993年に『ワンダーリング・スピリット』を、2001年に『ゴッデス・イン・ザ・ドアウェイ』をリリースしている。

『GQ』のジャーナリストがミック・ジャガーのソロ・アルバムを聴いたことがないと語ると、キース・リチャーズは「俺もさ。全然手を付ける気もない」と答えている。

また。キース・リチャーズは金銭的な理由でアルバムをリリースしたことは一度もないと語っており、創造性ことが唯一の目的だとしている。「俺は1度も有名になろうとか、世間に物申そうとかそんなことの方法としてレコードを作ったことはない。俺はただいいレコードをいいミュージシャンと作りたいだけ。最高の人達と演奏し、学びたいだけなんだ」

また、このインタヴューでは、キース・リチャーズは自分の亡き父の遺灰を吸ってみた時のことに触れている。

「親父の遺灰を箱に詰めてイングランドに置いていたんだ。小さな樫の若木を買ってね。俺が考えたのはこうやって親父が木に栄養を与えていくんだということだった。でも箱の上を引っ張って開けたとき、親父がテーブルにふわっと舞い降りたんだ」と説明している。「親父は俺がコカインをあちこちで愛用しているのを知っていた。だから……俺は親父の灰を吸ってみたんだよ」

『クロスアイド・ハート』は、キース・リチャーズにとって、1988年の『トーク・イズ・チープ』、1992年の『メイン・オフェンダー』に続く、ソロ・アルバムとなっている。

一方、ロニー・ウッドは、ザ・ローリング・ストーンズが年内にニュー・アルバムのレコーディングに入ると語っている。ザ・ローリング・ストーンズが最新作『ア・ビガー・バン』をリリースしたのは、2005年となっている。

「おそらく、12月にはスタジオ入りして、何曲かレコーディングして、どうなるか見てみるつもりなんだ」とロニー・ウッドはABCラジオのインタヴューで答えている。「そこから取りかかってみて、
その様子を見て、1つ1つ丁寧に進めていくつもりだよ」

ロニー・ウッドはまた、今回23枚目のスタジオ・レコーディングとなるアルバムの仕上がりを確認するために、その「基礎固め」のためのセッションをしたいとも語っている。

キース・リチャーズは先日、ニュー・アルバムについて次のように語っている。「バンドのメンバーももう若くないけど、同時に音楽的には良くなってきているんだ。4月にはスタジオで、みんなと新鮮な気持ちでガッツリとプレイしたいね」

バンドのフロントマンのミック・ジャガーは、「新曲もたくさんあるし、ここ数年書きためた曲も結構あるよ。レコーディングしたい曲のデモ版の仕上がりもいい感じだ。期待してもらっていいよ」と今年のインタヴューで答えている。

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