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ポール・マッカートニーは新たなインタヴューでマスクの着用は市民の自由を侵害していると言う人を批判している。

『マッカートニーIII』のリリースに際してCBSの『サンデー・モーニング』に出演したポール・マッカートニーはジャーナリストのセス・ドーンに次のように語っている。「『マスクの着用は市民の自由を侵害している』と言う人がいるけど、『いや、それはばかげている』と僕は言うね」

セス・ドーンはインタヴューを行うに際して彼もポール・マッカートニーも新型コロナウイルスの検査を行ったことに言及し、ポール・マッカートニーはアルバムのプロモーションに際してほとんど対面のインタヴューを行っていないことを明かしている。

週末にボリス・ジョンソン首相は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために一部地域をティア4に指定している。これによってロンドン(全32地区とシティ・オブ・ロンドン)のほか、イングランド南東部と東部の各州は12月30日まで一部の除外を除いて自宅待機を求められている。

CBSのインタヴューでポール・マッカートニーは40年前に殺害されたジョン・レノンの死を振り返り、今も受け止めるのが「難しい」と語っている。

「すごく難しいね。折に触れてそのことを考えて、『分からないのに、なんで毎日泣き崩れているんだ?』なんて言うことになるんだろうね。本当にひどいことだからね」と彼は語っている。

「毎日ではないけどね。思い出を思い出して、『なんてことだ。不条理でしかない』と思うことはあるだろうね」

ポール・マッカートニーはジョン・レノンが生きていたら今も曲を書いていただろうと語っている。

「彼はペースを落とす兆候はなかったからね。彼は今も素晴らしい音楽を作っていたはずだよ。問題は、僕らがもう一度一緒にやることになったかということだけど、分からないね。2人とも分からないはずだよ」

「僕らは友人だったからね。それが素晴らしいことの一つなんだ。どういう関係になっていたかは分からないけどさ。いい関係だったとは思わないけどさ。精神科医に現実から目をそらしていると言われても驚かないよ」

ポール・マッカートニーはロックダウンの最中にレコーディングされた最新作『マッカートニーIII』を先週リリースしている。最新作は『マッカートニー』シリーズの三作目となっている。

ポール・マッカートニーは“Find My Way’”のミュージック・ビデオも公開されており、ローマン・コッポラが監督を務めたミュージック・ビデオは46台のカメラでポール・マッカートニーが演奏するのを撮影したものとなっている。

先週、ポール・マッカートニーは来年のグラストンベリー・フェスティバルにあらためて出演することに疑問を呈している。

「10万人の人が旗を持ってマスクもなしに1ヶ所に集まるわけでね。スーパー・スプレッダーってことだよ。本当にやりたいけど、やらないような気がするね」

「でも、戻れるようになったら嬉しいよ。少数の人々に演奏するのもいい気分転換だよね」

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