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ビリー・アイリッシュは今年リリースしたシングル“My Future”には最初にマイケル・ブーブレの曲からの影響があったことを明かしている。

映画『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌“No Time To Die”に続く“My Future”は7月にリリースされており、今年リリースされた3曲のうちの1曲となっている。

「あの曲のアイディアは13歳か14歳ぐらいの時に撮影したビデオから無意識的に生まれたの」とビリー・アイリッシュはBBCラジオ1のアニー・マックに語っている。「スナップチャットの『4年前の今日は……』というので出てきたのが私の映像で、14歳だったんだけど、マイケル・ブーブレの“Just Haven’t Met You Yet”を聴いているというものだったの」

「そういう年齢だったから、あの曲を昼夜よく聴いていたのよね。というのも、私に希望を感じさせてくれるものだった。当時はふさぎこんで、ずっと悲しかったの。そして、あの曲は未来を楽しみにさせてくれたの」

彼女は次のように続けている。「友人に動画を送ったら、彼女は『事実、悲しいけれど、でも同時にこのビデオは大好きだわ。だって、あなたが自分の未来について語っているようにも見えるから。私もこの頃はまで出会ってなかったけれど、会えて嬉しいわ』って言っていたの」

「それで私は『それっていいわね』って言ったんだけど、コーラスを書いた後もそんなことは考えていなかった。でも、無意識だったんだと分かる。それで、全部考えてみたの。そうしたら、まさにそれは私が感じたり考えたりしていたことだったし、私が伝えたいことだったし、私が言いたいことであり、私が聞きたいことだったのよ」

マイケル・ブーブレ本人もこの逸話に反応を示して、次のようにツイートしている。「やあ、ビリー・アイリッシュ。大ファンなんだ。“Just Haven’t Met You Yet”の話を聞いたよ。音楽は大きな癒やしであり、曲を書くことは大変な時期も自分を助けてくれたんだ。君の音楽には刺激を受けているし、僕の音楽も君にとってそうだったので感動したよ」

マイケル・ブーブレのツイートに兄のフィニアスも反応を示して、「マイケル・ブーブレが語ってくれた」とツイートしている。

昨日、ビリー・アイリッシュは大きな期待が寄せられているドキュメンタリーの公式トレイラー映像が公開されている。

9月に発表された『ビリー・アイリッシュ:世界は少しぼやけている』は来年2月に劇場とアップルTV+で公開される。

ビリー・アイリッシュが以前から予告してきたこのドキュメンタリーはR・J・カトラーが監督を務め、ビリー・アイリッシュの所属レーベルであるインタースコープ・レコードとのコラボレーションによって制作されている。

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