ウォルフガング・ヴァン・ヘイレンは父であるエディ・ヴァン・ヘイレンのアーカイヴ音源のリリースについて「待ち構えるのは止めてほしい」と語っている。
エディ・ヴァン・ヘイレンは10月に咽頭ガンとの闘病の末に亡くなっている。
先日、ウォルフガング・ヴァン・ヘイレンは父の健康が悪化する前はクラシック・ラインナップでのヴァン・ヘイレンのツアーを計画していたことを明かしており、バンドのマネージャーであるアーヴィン・エイゾフもそれを認めていた。
今回、『オークランド・プレス』の新たなインタヴューでウォルフガング・ヴァン・ヘイレンは貯まっている音源から未発表音源をリリースする可能性について語っている。「ずっとそれが行われていくということにはならないよ。リリースする価値があるものがどれなのかは分かっていないんだけどさ」
「父はある程度いいものはリリースしてきているからね。まあ、リリースしようという意図がなかったとしても、ちゃんとまとめて、デジタル化したいと思っている。それで、今後も無事な形にしておきたいんだ。非常に大変な作業になるし、非常に長くかかる作業になるんだろうけどね」
ウォルフガング・ヴァン・ヘイレンは次のように続けている。「非常に重要なミュージシャンが亡くなった時というのは、リリースしないでおくべきだとされた未発表音源のコンピレーションがすぐにリリースされるだろ。それってその時だけの粗悪品のようにも見えてしまうわけでさ」
「それにはずっと反対していて、だから、貯まっている音源で何かをやる時にはちゃんと正しい形で、父親も認めるだろう形でやりたいんだ。だから、ヴァン・ヘイレンのファンには申し訳ないけれど、待ち構えるのは止めてほしいんだ。疲れ果ててしまうと思うからね」
先日、エディ・ヴァン・ヘイレンは所有していた3本のギターがオークションにおいて合計で42万2000ドル(約4400万円)で落札されている。
ギター・テックのマット・ブルックがエディ・ヴァン・ヘイレンの自宅で制作したエディ・ヴァン・ヘイレンのカスタム・ギター「フランケンストラト」が最高値を記録しており、23万1250ドル(約2400万円)で落札されている。
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.