James Minchin

Photo: James Minchin

デフトーンズは来たる『ホワイト・ポニー』のリミックス・アルバム『ブラック・スタリオン』よりザ・キュアーのロバート・スミスがリミックスした“Teenager”の音源が公開されている。

デフトーンズはサード・アルバム『ホワイト・ポニー』の20周年を記念して、リミックス・アルバム『ブラック・スタリオン』をリリースすることを発表しており、ツーリストやスクエアプッシャー、DJシャドウらが参加している。これまでにピュリティ・リングとリンキン・パークのマイク・シノダによるリミックスが公開されていたが、今回、ロバート・スミスがリミックスした“Teenager”の音源が公開されている。デフトーンズはロバート・スミスがキュレーションした2018年に行われたメルトダウン・フェスティバルに出演している。

「ロバート・スミスが僕の曲の一つに取り組んでくれて、彼の声も少し使われているのを聞いてすごいことだよね」とデフトーンズのフロントマンであるチノ・モレノは『NME』に語っている。「15歳の時の自分に言ったら、びっくりして信じてもらえないだろうね」

リミックス音源はこちらから。

デフトーンズは今年の夏に通算9作目となる『オームス』をリリースしている。しかし、『ブラック・スタリオン』のようなリミックス・アルバムを作るというアイディアは2000年当時からあり、レコーディングする前からアルバム全編をリミックスすることについてDJシャドウにアプローチしていたという。

「アルバムが完成する前から『俺たちの新作は素晴らしいからDJシャドウにリミックスしてもらおう』なんて話をしていたんだ。それを『ブラック・スタリオン』と呼んでいたんだ」とドラマーのエイブ・カニンガムは語っている。「DJシャドウのオープニングで僕がDJしていた時に僕とチノ・モレノでキャトル・クラブで言ってみたんだ。『アルバムをリミックスしてほしいんだ』ってね。彼は俺たちをクレイジーな感じで見てきてさ。『送ってくれよ。聴いてみる』と言ってくれてね。それで『まだ曲も書いてないし、レコーディングもしていないんだ』って答えたんだけどさ。それが俺たちのクレイジーなところなんだよね。でも、さらにクレイジーなのは今回彼が参加してくれたことだよね」

デフトーンズは2021年のダウンロード・フェスティバルに出演することが明らかになっている。

一方、ザ・キュアーのロバート・スミスはゴリラズの最新作『ソング・マシーン:シーズン1 – ストレンジ・タイムズ』で“Strange Timez”にゲスト参加している。

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