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ミステリー・ジェッツが来たる新作『カーヴ・オブ・ジ・アース』からのファースト・シングル“Telomere”を公開している。

バンドは11月30日に放送されたBBC 6でのスティーヴ・ラマックの番組で初公開されている。

フロントマンのブレイン・ハリソンは『NME』に、この曲のアイディアはパティ・スミスの回想録『ジャスト・キッズ』を読んで思いついたと説明している。「素晴らしい一節があってさ、『祖先の栄光と苦境はあなたの血のなかで生きている』って書いていたんだ。それで、先祖について考え始めてね、先祖全員が僕の血のなかにいるんだろうか、それとも先祖の一部が僕の基本的な部分として生きているのだろうかって考えてみたんだよね」

彼は続けている。「曲のタイトルのテロメアっていうのはDNAを繋げる物質でね、この曲は本質的に、決して消えないものが血のなかにはあるというもので、それは人間の人生よりも大きなものなんだ。DNAの鎖に刻まれているようなものなんだ」

“Telomere”の音源はこちらから。

『カーヴ・オブ・ジ・アース』は2016年1月15日にHostessからリリースされる。アルバムは「ボタン工場跡地」でレコーディングされたという。

アルバムについては「バンドの最もパーソナルな側面を持つ、これまででも音楽的に決定的なレコード」と評されている。

ミステリー・ジェッツは12月3日にラムスゲート・ミュージック・ホールで、『NME』がジャック・ダニエルと共に行っている英国における「ベスト・スモール・ヴェニュー」を記念したライヴを行う予定となっている。このライヴは新作からの楽曲を披露する最初のUK公演の一つで、今月ロンドンのICAで行った小規模なライヴに続くものとなっている。

このライヴでは新作『カーヴ・オブ・ジ・アース』が全編演奏しており、ギタリストのウィリアム・リースは「ピリピリした」と語っている。「覚えてるのは、誰も聴いたことのない曲を演奏するためにステージに歩いていく時だけだった。まさにチャレンジだったね」

「曲を作り始めた時に、別々に演奏するのではなくて、全員で一緒に演奏できるものを書こうとおもったんだ」とブレイン・ハリソンは続けている。

ミステリー・ジェッツは、テキサス州オースティンで開催されるNMEアウォーズ2016を含め、来年の2月からツアーに乗り出す予定となっている。チケットは12月4日の午前9時から発売される。

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