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ドレイクはバラク・オバマ元大統領から伝記映画で主役を演じる「太鼓判」を押されている。

コンプレックスで放送された「360ウィズ・スピーディー・モーマン」に出演したバラク・オバマ元大統領は今年の大統領選挙、新型コロナウイルスのパンデミック、ラップ・ミュージックが黒人男性のドナルド・トランプ大統領支持を増やしているという発言など、様々な質問に答えている。

46分辺りで司会のスピーディー・モーマンはドレイクが伝記映画でバラク・オバマ元大統領を演じることに「賛成するか」を尋ねている。

「こう言いたいね。ドレイクはやりたいことは何でもやれるようだからね」とバラク・オバマ元大統領は答えている。

「要するに才能のある兄弟だからね。時が来て、彼に準備ができているなら、ドレイクは僕以上に重要な家族の太鼓判を得られるんじゃないかな。(娘の)マリアとサーシャも喜んでくれるんじゃないかと思うよ」

38分辺りでバラク・オバマ元大統領はラップ・ミュージックが黒人男性のドナルド・トランプ大統領支持を増やしているという発言について説明している。

バラク・オバマ元大統領は元々のコメントでドナルド・トランプ大統領の成功と富の顕示に価値を置くやり方がラップのミュージック・ビデオでも見られることを引き合いに出していた。

「ラップ・ミュージックを聴いていると、ブリンブリンと女と金ばっかりだということを思い出さずにはいられないんだ」とバラク・オバマ元大統領は過去に語っている。

「ラップのビデオの多くはドナルド・トランプ大統領の成功に対する価値観と同じものを使っているんだ。すべてが金のプレートでね。そういうものが浸透して、文化に入り込むんだ」

スピーディー・モーマンのインタヴューでバラク・オバマ元大統領は「すべて」という言葉を使ったことがソーシャル・メディアで激しい反応を生むことになったと説明している。

「いいかい、インタヴューをやり過ぎると、幅広いキャラクターという点で抜け落ちてしまうものがあるんだ」

「特定のアーティストが好きだということではなく、敬意を持って僕の言ったことを全体として見てもらう必要があると思うんだ。それに僕はそれまでにない方法でホワイト・ハウスにヒップホップの文化を持ち込んだわけだからね」

「そこには莫大な力があると思っているけど、男性として僕らが楽しんで当然と思っているものにはメッセージがあるということを理解するのが重要だと思うんだ。それを若者たちがどうやって内在化するのかは分からないけどさ」

それにもかかわらず、バラク・オバマ元大統領は「あらゆる種類のラッパーの大ファン」だとした上で「彼らの多くは友人なんだ」と語っている。彼はまたヒップホップが「音楽だけでなく、社会的な主張としても」力を持っていると語っている。

先日、バラク・オバマ元大統領はエミネムやブルース・スプリングスティーン、ジェイ・Zらの楽曲を収録した在任期間中のプレイリストが公開されている。

このプレイリストは11月17日に刊行されたバラク・オバマ元大統領の回想録『ア・プロミスド・ランド(原題)』のプロモーションのために公開されている。

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