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フー・ファイターズはデイヴ・グロールが子どもの頃に見ていた不安な夢を題材とした“Shame Shame”のミュージック・ビデオが公開されている。

最新のミュージック・ビデオはフー・ファイターズにとってこれまでで最もダークな内容となっており、丘の頂上で燃える棺を探すためにデイヴ・グロールが放浪するものとなっている。

ミュージック・ビデオはパオラ・クーダッキーが監督を務めており、ソフィア・ブテラが謎の女性として出演している。

“Shame Shame”のミュージック・ビデオの新たな方向性についてデイヴ・グロールは40年以上前に経験した自身の暗い部分に影響を受けていると語っている。

「クレイジーだけど、ミュージック・ビデオのアイディアは14歳か15歳の時に見た夢から来ているんだ。俺は全人生を覚えているからね」とデイヴ・グロールは『NME』に語っている。

「丘の麓に立っているんだけど、枯れた木の横で棺が燃えているんだ。棺に入っている人を助けようと駆け寄るんだけど、触れないんだ。燃えているからね。恐怖と不安でいっぱいでなりながら立っているんだよ。俺は自分の全人生を覚えているけど、何を意味するかは分からなかったんだ」

デイヴ・グロールは来年アルバム『メディスン・アット・ミッドナイト』リリースするのに先立って、フー・ファイターズのサウンドからの「旅立ち」についても語っている。

「この曲をみんなが聴く最初の曲にすべきだと思ったんだ。これまでのフー・ファイターズのアルバムとは違うということが分かってもらえるからね」

「ミュージック・ビデオについて考え始めた時、37年間抱えてきた夢と曲の美しさがマッチしたんだ。世界的に知られている写真家の友達であるパオラ・クーダッキーに電話して、そしてソフィア・ブテラに電話した。彼女はすごい存在だからね」

「そうしたら完璧に合ったんだ。俺の心の暗い部分から生まれたヴィジュアルと曲がね。これまでやってきたどれよりも少しダークだよね」

デイヴ・グロールは新作について「土曜日の夜のパーティー・アルバム」だと『NME』に語っている。

「そこでかける用に書かれていて、曲も並べられているんだ。そして、9曲が終わった後、またかけたくなるんだよ。“Making A Fire”みたいな曲はスライ&ザ・ファミリー・ストーンのグルーヴがルーツとしてあって、それをフー・ファイターズとして鳴らしているんだよね」」

フー・ファイターズはニュー・アルバム『メディスン・アット・ミッドナイト』を2月5日にリリースする。

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