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ザ・ビートルズの作品をリリースするアップル・レコードは最新の年次決算が明らかになっている。

アップル・レコードは2020年1月で終わった期で、5024万ポンド(約68億円)の売上を上げている。

『デイリー・ミラー』紙によれば、ポール・マッカートニーリンゴ・スタージョン・レノンの妻のオノ・ヨーコ、ジョージ・ハリソンの妻のオリヴィア・ハリスンの4人は610万ポンド(約8億3000万円)を受け取ることになるという。

610万ポンドのうち、141万ポンド(約1億9000万円)は配当金で、471万ポンド(6億4000万円)が商標や肖像権、プロモーションの提供などに関連したものとなっている。

アップル・レコードの税引前の利益は860万ポンド(約11億7000万円)となっている。

先日、ザ・ビートルズは最後のスタジオ・アルバム『レット・イット・ビー』について追った2000年以来となる公式書籍が刊行されることが発表されている。

『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』は240ページのハードカヴァーで、2021年8月31日に刊行される。

本書は『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』がチャートのトップに立った直後の1969年から始まり、最後のアルバムのセッションや最後のライヴとなったルーフトップ・パフォーマンスまでを追ったものとなっている。

本書にはレコーディング・セッションの120時間に及ぶ音源から起こした会話も掲載され、リンダ・マッカートニーとイーサン・A・ラッセルのアーカイヴから未公開の多数の写真も掲載される。イーサン・A・ラッセルはアルバム『レット・イット・ビー』のアートワークにも写真が使われている。

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