Jordan Hughes/NME

Photo: Jordan Hughes/NME

ケンドリック・ラマーが新曲“Black Friday”を公開し、そのなかでカニエ・ウェストの大統領選に出馬する意向を支持している。

ケンドリック・ラマーは急遽新曲を公開しており、J・コールの“A Tale of 2 Citiez”をリミックスしたもので、J・コールもケンドリック・ラマーの“Alright”の自身のバージョンのリミックスを公開しており、どちらも“Black Friday”というタイトルが付けられている。

ケンドリック・ラマーは新曲のなかで、この機会を使って、カニエの大統領選への意向を支持している。「カニエ・ウェスト氏が大統領になるのにエールを送ってるよ/多分、彼は邸宅に入れてくれるんじゃないかな/俺がホワイトハウスでパーッとやるんだぜ/『カレッジ・ドロップアウト(大学中退)』を塗り替えて、『アメリカ人に神の恵みあれ』とエールを送ってるよ」

様々な音源にゲスト参加しているケンドリック・ラマーだが、自身名義の音源としては“Black Friday”はアルバム『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』以来となっている。

カニエ・ウェストは2020年の大統領選出馬の意向を、今年8月に行われたMTVビデオ・ミュージック・アウォーズで発表している。

カニエ・ウェストは、最近の米『ヴァニティ・フェア』誌のインタヴューで選挙制度改革について大胆なアイデアを述べている。

「俺が大統領に立候補する時は、誰かと争いたくないね。俺は『自分はあなたと共に仕事がしたい』っていうのがいい。今、大統領選に出馬している人たちは、みんなお互いに必要としているものを持っている。それなのに、こういう分裂とか剣闘士みたいなバトルとかのせいで、世界は助けを必要としていて、権力や影響力のある人たちが協力し合うことを求めてるっていうことが見えなくなってしまうんだ」

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