ジャック・ホワイトはストリートで自身のギターを破壊されてしまったエジンバラの路上ミュージシャンに3600ポンド(約50万円)のギターを購入したことが明らかになっている。
現地時間10月20日にエジンバラのプリンスズ・ストリートで起きた事件を聞いてジャック・ホワイトのマネージメントは被害者のマット・グラントに連絡を取っている。
彼がスコットランドの首都で路上演奏を行っていたところ、45歳の女性が彼の顔に向かって叫び始め、300ポンド(約4万5千円)のギターを地面に叩きつけたという。
マット・グラントは代わりのギターを購入するためにゴ―ファンドミ―のページを立ち上げたが、ジャック・ホワイトは寛大な姿勢を示している。
ジャック・ホワイトはゴ―ファンドミ―のページで目撃されており、事件について「可哀想」だと述べている。
ジャック・ホワイトからの連絡に気づいた時のことを振り返り、その後、エジンバラのギタ・ギターで楽器を購入したとマット・グラントは語っている。
「驚いたよ。僕はギター屋にいたんだけど、マネージャーの人はゴ―ファンドミ―のページで僕と連絡をとろうとしてくれていてね。なのに、十分な寄付があったからゴ―ファンドミ―のページを閉じてしまっていたんだ」と彼は語っている。
「マネージャーの人が『ジャックは君に起きたことを見て、ギターをあげたいと思ったんだ』と言っててね。僕がもう既にアコースティック・ギターを買ったから大丈夫ですと言ったら、マネージャーが言ったんだ。『それは持っといてもらって、もう1本手に入れればいい。ジャックは本当に君を助けたいんだ』ってね」
彼は次のように続けている。「菓子屋にいる子供のようだった。欲しいものを見つけるまですべてのギターを試したんだ」
マット・グラントはフェンダーのストラトキャスターを選んでおり、ジャック・ホワイトが携帯電話を持ってないことを知って、メールでお礼を伝えたいと語っている。
新しいギターの写真をインスタグラムで公開し、マット・グラントは次のように述べている。「100万回の人生でも1度しか起きないようなことが今日起きたんだ。ジャックの寛大さには感謝しきれないよ」
「僕に起きたことを見て、今日の朝マネージャーに連絡してくれたんだ。マネージャーはこの素晴らしい一品を僕が持ち歩けるのに間に合う形で僕のことを見つけ出してくれたんだ。ジャック、ありがとう。いつか個人的に感謝できればと思う。あなたはレジェンドだ」
45歳の女性はこの事件に関連して逮捕されている。
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