レディオヘッドのギタリストであるジョニー・グリーンウッドはポール・トーマス・アンダーソン監督の映画音楽で最も気に入っている作品を明かしている。
ジョニー・グリーンウッドは『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』、『ザ・マスター』、『インヒアレント・ヴァイス』、『ファントム・スレッド』といったポール・トーマス・アンダーソン監督の映画音楽を手掛けている。
ポール・トーマス・アンダーソンのキャリアを追った著書『マスターワークス』のためのアンディ・ニューマンによるインタヴューでジョニー・グリーンウッドはポール・トーマス・アンダーソンとの仕事で最も誇りに思った瞬間を明かしている。
「ずっと好きなのは『ザ・マスター』に書いた“Alethia”なんだ」とジョニー・グリーンウッドは語っている。『ザ・マスター』にはホアキン・フェニックス、フィリップ・シーモア・ホフマン、エイミー・アダムスらが出演している。
「あのシーンの、海上の宗教がかった不思議さを捉えていると思ったんだ」
ポール・トーマス・アンダーソンとの仕事が面白い理由についてジョニー・グリーンウッドはその違いについて語っている。「彼は全体がパッケージになっているんだよ。脚本、撮影、物語、ユーモア、恋愛、奇妙さ、創意工夫とかがね」
「彼みたいな人はいないよ。それぞれのスキルを持っている人はいるんだろうし、もっとうまい人もいるかもしれないけど、ポールのようにすべてを持っている人はいないんだ。楽器の演奏がひどいのはよかったね。僕に仕事が残されているからね」
ポール・トーマス・アンダーソンの次回作は1970年代のサン・フェルナンド・ヴァリーを舞台にした青春映画になるとされていて、ハイムのアラナ・ハイムとフィリップ・シーモア・ホフマンの息子であるクーパー・ホフマンが出演する予定だという。
アラナ・ハイムとクーパー・ホフマンはブラッドリー・クーパーとベニー・サフディの相手役として出演する。
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