ビースティ・ボーイズは自身の楽曲を初めてコマーシャルで使うことを許可しており、楽曲はジョー・バイデンの選挙コマーシャルに使われている。
1994年発表のヒット曲“Sabotage”を使ったコマーシャルは現地時間10月18日にNFLの試合中に公開されている。コマーシャルは新型コロナウイルスがアメリカの音楽会場に与えた壊滅的な影響を取り上げたものとなっている。
コマーシャルではミシガン州アナーバーで地元のライヴハウス、ブラインド・ピッグを経営しているジョー・マルカンがインタヴューに答えている。
パンデミックの影響についてジョー・マルカンは次のように語っている。「50年にわたってブラインド・ピッグは店を開いて、人が集まっていたけど、今は空っぽの状況だ」
「これがドナルド・トランプ大統領の新型コロナウイルスの対応による結果だ。収入がないまま、あとどれだけ続けられるかも分からない。長年支えとなってきた多くのレストランやバーがこれを乗り越えられないだろうね」
「これがドナルド・トランプ大統領の経済なんだ」と彼は続けている。「プランはなく、進め方も分からないんだ」
ビースティ・ボーイズは楽曲の使用に関して厳しいことで知られ、最後に“Sabotage”の使用を許可したのは2017年発表のゲーム『デスティニー2』のトレイラーとなっている。
ナショナル・インディペンデント・ヴェニュー・アソシエーションはホワイト・ハウスとアメリカ議会にライヴ音楽産業の「大規模な崩壊」を防ぐためにも理解を求めている。
フー・ファイターズやマイリー・サイラスらはナショナル・インディペンデント・ヴェニュー・アソシエーションのために「セイヴ・アワー・ステージ」のフェスティバルで配信パフォーマンスを行っている。
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