グーグルは歌を歌ったり、メロディーをハミングすることで楽曲を検索する機能を公開している。
グーグルのサーチ・オンで発表されたこの機能は現地時間10月15日より使用可能となっており、タイトルや歌詞を知らなくても楽曲を検索することができる。
このサウンド・サーチ機能はグーグル・サーチのアプリやグーグル・サーチ・ウィジェットで使用可能となっている。マイクのアイコンをタップして、「what’s this song?」と言うか、「サーチ・ア・ソング」のボタンをタップした後、メロディーをハミングするものとなっている。
グーグル・アシスタントを使っている場合は「Hey Google, what’s this song?」と言うことで使用可能となっている。
10〜15秒メロディーをハミングすることで、マッチ率の高い順に複数の候補を表示する仕様となっている。
紹介動画はこちらから。
「簡単に説明するならば、曲のメロディーは指紋のようなものです。それぞれが唯一無二のアイデンティティを持っているのです」とグーグル・ブログは述べている。
「歌やハミング、口笛をその指紋とマッチさせる機械学習のモデルを開発したのです」
「メロディーをハミングすると私たちの機械学習モデルはその音源を曲のメロディーを表す数字に基づいたシーケンスに変換します。人の歌唱や口笛、ハミング、そしてスタジオ音源といった様々な音源から曲を割り出すことを学んでいくのです」
「アルゴリズムによって一緒に鳴っている楽器、音色、トーンといった他の要素は取り除かれます。残るのは数字に基づいたシーケンス、つまりは指紋なのです」
アンドロイドでは日本語を含む20ヶ国で使用可能で、iOSでは英語版が使用可能となっている。
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