Brett Murray

Photo: Brett Murray

メタリカは最新ライヴ・アルバム『S&M2』を使って作った自身のブランド「ブラッケンド」のウイスキーを製造している。

ウイスキーは2018年から製造されているもので、樽の中で熟成している時にメタリカの音楽の振動を与えるものとなっている。

先日、メタリカはウイスキーの熟成に使った楽曲を収録した2枚のピクチャーLPが入った「ブラッケンド」ウイスキー同梱の限定ボックスセットを発売していた。

今回発売された「バッチ106」はウイスキーの熟成プロセスでサンフランシスコ交響楽団と共演した『S&M2』のプレイリストが使用されている。

「1999年に行われた最初の『S&M』の公演はメタリカの進化にとって重要な局面となりました。20周年をより大きなスケールで祝福しなければいけないことは分かっていたけど、あの公演の親密さは犠牲にしたくなかったんだ」とギタリストのカーク・ハメットは語っている。「あの公演やライヴ・アルバムへの反応はすさまじくてね。『S&M2』のヴァイブをブラッケンドに持ち込むことができるのに興奮しているよ」

『S&M2』は『S&M』から20周年となることを記念して行われたサンフランシスコ交響楽団と共演した2019年9月の公演が収録されている。

メタリカは新型コロナウイルスによるロックダウンの最中に様々なライヴ映像を公開しており、メガデス、スレイヤー、アンスラックスと共に2011年に行ったビッグ・フォー・ツアーのニューヨークのヤンキース・スタジアム公演も公開されている。

また、2006年に行った『メタル・マスター』の全編演奏ライヴも公開されている。

先日、メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドは新型コロナウイルスのためにバンドの活動が止まったことで「人生を謳歌した」機会になったと語っている。

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