Jordan Hughes/NME

Photo: Jordan Hughes/NME

テイラー・スウィフトの撮影クルーは、11月23日にニュージーランドのベセルズ・ビーチで行われたビデオ撮影中に希少種の鳥に危害を加えて、おびやかしたとするクレームに返答している。

地元の自然保護の活動家たちは、委員会の立ち入り許可を軽視し、希少なニュージーランドチドリの巣があるビーチまで進入させた車両が多すぎるとしてチェロキー・フィルムスを非難している。

チェロキー・フィルムスはクレームに対応し、テイラー・スウィフトは撮影の計画には関わっていないとの説明を含む、声明全文を発表している。

「テイラー・スウィフトと彼女のマネジメント・チームにはまったく落ち度はなく、許可されていることや条例に違反するようなことは何もしていません」

「チェロキー・フィルムスは、11月23日月曜日にベセルズ・ビーチでビデオを撮影しており、そこには私有地にビーチへの立ち入りを許可するベースキャンプが建っていました。土地所有者の方々に許可をもらい、土地の使用料を払いました」

「撮影クルーは、その生息地に一度も近づいていません」とチェロキー・フィルムスは述べ、次のように付け加えている。「ニュージーランドチドリには一切危害を加えていません」

「チェロキー・フィルムスはベセルズ・ビーチを含むオークランド全域で責任ある撮影をしてきた長い歴史があり、ベセルズ・ビーチでも何度も撮影してきました。必ず、関係地元自治体——直近ではスクリーン・オークランド・アンド・パークス——と、土地所有者の指導と支援のもと撮影してきました」

「地元のチドリを個体数を保護している責任者の方の心配ごとを増やしてしまったことを受け入れ、チェロキー・フィルムスは、繁殖計画に寄付を行います。チェロキー・フィルムスは、スクリーン・オークランドとともに、この問題の解決に向けて動いています」

「Stuff.co.nz」の報告によると、ワイタケレ山脈地方委員会のサンドラ・コニー会長はテイラー・スウィフトのクルーについてフェイスブックで非難している。

「テイラー・スウィフトが今週ベセルズで撮影しているの。確か車両は2台までしか許可していなかったのに、十数台あったわ。公園としては不満でいっぱいよ」とサンドラ・コニーは書いている。

「私たちは正当な理由でビーチでの車両数を最低限に抑えようとしているのだけど、ベセルズにはニュージーランドチドリの雛がいるの。私たちは、あそこでたくさんの撮影が行われているから、ニュージーランドチドリの取り扱い計画を展開させていて、足跡を残さない経済的な活動として歓迎しているの。でも、テイラー・スウィフトの撮影クルーは環境や彼らが同意していた条件を守らなかったわ」

テイラー・スウィフトは今のところはまだコメントを発表していない。

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