プライマル・スクリームはセックス・ピストルズのジョン・ライドンが「メイク・グレート・アメリカ・アゲイン」のTシャツを着ていた写真がオンラインに上がって批判されていることを受けて、彼を擁護している。
ジョン・ライドンはドナルド・トランプ大統領のスローガンの書かれたTシャツを着ていた写真がオンラインで公開されたことで批判を受けている。
ファンの間では失望が広がるなか、プライマル・スクリームは彼がいなければ多くのバンドが存在しなかったと述べている。
「たくさんの人がジョン・ライドンをこき下ろしているけど、彼やセックス・ピストルズ、パブリック・イメージ・リミテッドがいなかったら、僕らはバンドを結成しなかったし、今のようなアーティストやミュージシャンになっていなかった」とプライマル・スクリームはインスタグラムで述べている。
「ティーンエイジャーだった頃やそれ以降のインスピレーションとなった彼には永遠に感謝することになる。彼と彼のバンドは2度も音楽を変えたんだ。彼はエース・フェイスだった。1976年から1981年の間はこの星で最もスタイリッシュな人物だった。ジョン・ライドンは僕らの人生を違うものにしてくれた。あの時いなかったパンクの力を感じたことのない中傷する奴らはどっかに行ってくれ。どんな物語にも2つの側面があるんだ」
ジョン・ライドンの写真に対してある人物は「ジョン・ライドンは最もがっかりしたセックス・ピストルズのメンバーで、彼らのうちの1人は人を殺したんだ」とツイートしている。
John Lydon is the most disappointing Sex Pistol and one of them killed somebody https://t.co/LqLV1ZvjYW
— rob pilkington (@robpilk) September 27, 2020
ジョン・ライドンを擁護する別の人物は次のように述べている。「かつてのヒーローであるジョン・ライドンが自分たちを怒らせたことに厳しく不平を言っている人々はかつてのヒーローであるジョン・ライドンの意味を分かっていない。そう結論づけるしかないね」
2017年のインタヴューでジョン・ライドンはイギリスのEU離脱やナイジェル・ファラージ独立党党首、ドナルド・トランプ大統領を擁護していた。
ジョン・ライドンはドナルド・トランプ大統領について次のように語っている。「彼は間違いなく素晴らしいと思うよ。彼は騒動を引き起こしているんだ。そのおかげでみんなが政治に注目しているだろ。俺は長年にわたって人々を目覚めさせようと躍起になってきたんだ」
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